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天才は羨ましい?

オンラインサロン「たびこふれサロン」で定期的にライブイベントをやっています。
その中の、添乗員ふたりによる「トークセッション」が面白いです。楽屋裏トーク炸裂で、毎回爆笑の雨あられです。
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先日は「天才肌」という話が出ました。
添乗員は知識、語学、経験、エンタメ力、そして度胸が、必要な仕事です。中でも「準備8割」と言われ、事前の準備がとても重要なのですが、添乗員の中には、さほど努力しなくても、お客さんから人気を集める、いわゆる「天才肌」の人がいると。そういう人は、とんとん拍子に2~3年でトップクラスの添乗員になるらしい。

凡人から見ると、そういう天才肌の人たちはなんとも羨ましく、嫉妬さえ覚えるのですが、必ずしも天才肌の人がいいかというと、そうでもない。

天才肌の人は、さして苦労することなく、他の人よりも出来てしまう。地頭がいいというか、飲み込みが早いというか、すぐ習得し、最短距離で上位に行く。
しかし、人間は楽にできてしまうと、甘くみてしまって、その後の努力を怠るようになりがちです。「この仕事はこの辺りやっておけばOKだな」となめてしまい、その上には行けない、つまり超一流にはなれない。

簡単にできて、結果(ランク、給料など)も出るので、その仕事に対する興味や、やりがいも失せてしまって、早々に辞めてしまう人もいる。

私は、そんな話を聴いている内に「サラリーマンも同じだな」と思いました。長い目で見ると、その仕事にどれだけ没頭したかによって、結果も、そして人間としての深みも違ってくるのではないかと思います。
俳優のどなたか(確か小林薫さんだったと思いますが)も似たようなことを仰っていたように覚えています。職人、匠の世界などは、正にそうかもしれません。

要領が悪い人の方が、なんとかしようと一生懸命考える、もがく、努力を続ける、その過程が、その人の人間性を形成していく。
天才肌の人は楽々とできるので、できない人の気持ちはわからないので人に教えられないという点もある。

価値ある豊かな人生を送るということは、そんなことの中にもあるのではないかと思いました。
                           2020年12月3日

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