義援金と支援金の違いとは
災害が起こった時等には「寄付をする」という支援の方法があります。
色々な機関が色々な方法で寄付を呼びかけられるので、どこに寄付するのが一番良いのかよくわからないな、と私などはとまどってしまいます。
みなさんはそんなことないでしょうか。
たびとどけをご愛読いただいているドイツ在住のA.Nさんより以下の記事を紹介していただきましたので共有します。
ふるさと納税、能登半島地震など被災地を迅速支援 広がる支援の輪 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
記事に書いてあるポイントとしては、
義援金と支援金は違う(どちらも被災地支援という点では共通)
義援金はテレビなどで呼びかけられている寄付。→最終的に被災者自身に直接渡るお金。配分委員会を通じて公平に分けられる為、被災者自身に渡るには一定の時間がかかる。
支援金はふるさと納税等の寄付。→被災地ボランティア、自治体の災害復旧事業など幅広い使途に使われる。委員会を挟まず、自治体の判断で柔軟に使えるので喫緊の災害復旧用に使いやすい。
ということだそうです。
詳細は記事にてご確認ください。
義援金、支援金どちらの方が良いという意図ではありません。
日本人は寄付という文化に馴染みがないこともあって、偽善とか、寄付を募っている人たちに疑いの目を向けたり(実際悪意のある人もいますが)とかそういう目で見てしまう傾向が私自身にもあります。
困っている人を助けるために自分にできることは何か、と考えた時に寄付するというのは有効な方法だと改めて思いました。
その為にも寄付のしくみとか役割を知っておくのは大切ですね。
日経の記事にもあるように、日本も以前よりは寄付文化が浸透してきているようです。
石川県には、約76億円の義援金が集まり、ふるさと納税の枠組みを利用した支援金40億円弱(記事中より抜粋)に達しているそうです。
ひとりひとりの力は弱くとも数多くの人の気持ちが集まれば大きな支援になるのですね。
私ひとりが何かしたところでたいした力にはならない、そう考えないことが大切ですね。
2024年2月1日
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