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Union Station Los Angeles

文字数:3114字

この記事は短いです。語数もわずか1,634文字で終わった。たまには意欲を失くす前に終わるのもいい、と思ったのだ。2022.7.26  20:00
この記事を公開してからざっと目を通して見た。そして、この駅の鉄道の駅の様子も載せるべきだったと思い直して、(忘れなければ)明日にでも記事を追加することにした。 2022.7.26  21:10
忘れずに最後に追加しました。文字数は2361文字! 2022.7.27
 「ワイワイガックシルンルン一人旅 その2」にUnion Station Washington DCの追加記事を書きました。特に「フードコート」をたっぷりと。。。2022. 7.27

アメリカ西部最大の駅

 ユニオンステーションはアメリカ西部最大の駅だ。
 私は特に目指していたわけではなかったが、少し時間的余裕があったので行ってみたくなっただけだ。どうせ7日間乗り放題のチケットだ。行けるものなら立ち寄るのもいいものだ。
 何も考えずにこの駅で降りてみた。大きいだろうとは想像していたのだが、その通りだった。何故大きい駅だと思っていたのだろう。

ブルーの列車がアムトラック(Amtrak) だ

Amtrak(アムトラック)

 それはNew YorkからWashington DCまでアムトラックを使って 列車の旅としゃれこんだのがきっかけだ。座席の隣には妻が座っていた。New Yorkのマジソンスクウェアから乗り込んだ。乗車券を買う時に、パスポートを見せた。見せろというからだ。
 「君たちは夫婦かい?」
 「そうですよ」
 「そりゃぁ良かった。運が良かったですよ」
 「えっ?!」
 「今週は夫婦で○○才以上は乗車券が一枚で二人乗れるんですよ。運が良かった。いい旅をしてください」(○○才と書いたのは、具体的数字を思い出せないからだ。まだ2人とも40代なのに)
 思いもよらない特典だった。

「ワイワイガックシルンルン一人旅」参照 
と書いてはみたものの、確認してみるとUnion Stationのことは触れていないのかもしれない。写真が見当たらなかったからだ。後日上記記事にワシントンDCのユニオンステーションを追加しましたよ。だから「参照してみてください
そこで、後日Union Stationのことに触れなければ、と予告する羽目になった

 そう言えば、留学中のグレイハウンドバスの旅で知り合ったカンザス州の老夫婦は、同様の特典でバス旅行を楽しんでいると言っていたっけ・・・。 

Union 駅構内

 私は一人で気が向くままに駅構内、周辺を散策して回った。自分には珍しい風景だった。

「Shoe Shine」

 駅構内にでんと構えている靴磨きの椅子だ。Bostonでもほぼ同じようなものがあったことを思い出す。2002年のNew York旅のついでに足を延ばしたのだ。女性の警官から写真撮影はやめなさい、と相当きつく叱られた。9.11の翌年だから仕方ない。平謝りだ。そんな雰囲気があの当時のアメリカ中には満ちていた。

 駅の中では連結車両がひっきりなしに右往左往していた。たくさん人を乗せているのもあれば、下ろしてスタンバイする場所に向かう車両もありだ。駅全体の動線はたっぷりゆったり広い幅を取っている。そのためか歩く人たちの動きもゆったりして見える。勿論さっさと歩く人たちもいる。

 この駅はいわゆる「ハブ」だ。乗り換え客も多い。次から次へと客が流れ込んでくるのは見ていてこぎみよい。バス乗り場への乗換駅の役割も果たす駅だ。鉄道、地下鉄、バスのいずれへのアクセスもできるので便利そのものだ。

「To Trains & Bus Plaza」とあるのはその意味だ。

エンターテインメント

 エンターテインメントも忘れないのがアメリカだ。この駅では大リーグのドジャースの本拠地でもある。だからドジャー・スタジアムへのアクセスも可能だすんでのところでそのバスに乗り込むところだった。

 しかし時間の問題があった。野球を見るとしたら夜遅くなる。わたしが外国で無事に帰る必須条件は・・・夜は基本的にはおとなしく・・・ということにしている。ならば、と考えに浮かんだのは、バスでスタジアムまで乗って、帰りはどうするかだ。タクシーで帰る手もあるが、距離が分からない。今ならスマホという手もある。日本より安いとはいえ、などといろいろ考えた挙句、止めることにした。行った気になることにしたのだ。

 通りがかりの人がピアノの音色で喧騒に彩を与えてくれる。何気なく弾いているが、これがうまかった。しばしの疲れ癒しタイムとなった。

 この記事は、これくらいで「完」としてみたい。いつも長い記事なので、最後まで読み切ることが出来ない方もいるような気がする。この記事で完全読破を經驗していただけるとありがたい。
 最後にロサンジェルスの地下鉄路線図の一部を載せてみる。

鉄道のホームの様子

 私は鉄道のホームの様子が知りたくてチャンスを伺っていた。丁度運よくAllenという駅(Huntington Libraryに行くための下車駅名)に行くために乗換がこの駅だ。ハブ駅だからだ。
 ホームから眺めた鉄道のホームは壮観だった。奥の方までホームがあり、背中側にも同じようにずらりだ。

 ホームを行ったり来たりしてあちこち見渡していると、すぐ目の前(とは言っても望遠レンズだが)にドジャースタジアム行きのバスに再度出くわした。あ~、今日も野球があるんだ、と思いながら眺めた。 

 そんな感じでウロチョロしていると、向こうから自転車を引いてくる女性がいた。写すつもりがあったわけではないが、向こうから丁度カメラを向けている視野の中に入ってきた。そして、何やら大きな声で私に向かって文句を言ってきた。多分、勝手に写すな、というものだったと思う。すぐにカメラを下に向けて写すのを止めた。
 そして、少ししてAllen方面の電車が入ってきた。

 Allen駅は凄い場所にあった。駅の両側が何車線もある高速道路だ。駅はある意味高速道路に挟まれた離れ小島みたいだった。

おまけ Union Station Washington DC             フードコート

「Union Station Los Angeles」の
記事を書いていたら
この記事も書かなくちゃ、
と思いつく
ここは私のお気に入りの一つ
フードコートが
味がある
賑わいが
味がある
料理には味がある

New Yorkの
Grand Centralを
彷彿とさせる内観

うろつくだけで
来た甲斐があった
行く度に
この駅で時を過ごす
味わいのある駅だ

Amtrakで来た時には
赤帽が
大きなカートで
客の荷物を乗せて
運んでくれる
私も乗せて運んでもらったが
問題は
いくら払うかだ
決まった額があるわけではない
それが困るのだ
他の乗客と
歩きながら
聞いてみた
「いくらでもいいのさ」
「自分の感謝の気持ちさ」
「君が思う額でね」
チップとはそのようなもの
だから困ってしまう
とうとう誰も具体的には
教えてくれなかった
仕方ないので
一つ1ドル

 フードコートには
Hotel Harringtonに荷物を置いて
身軽に着替えたら
まずは駅へ
そしてフードコート巡り

 妻と初めてこの駅の外に出た時は、首都の空気が私を圧迫した。興奮で呼吸困難になりそうだった。二人で来ることがあろうとは想像だにせず・・・の場所だったからだ。旧婚旅行大成功!


 完  2022.7.27

この続きというわけではないが、このAllen駅で降りた目的地「Huntington Library」を扱う時に、話の出発点をこの駅にする予定だ。予告だ。


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