tabi77tanoshi

生物学的年寄り 留学2度(短期と1年) 中高で英語教師経験30年 → 短大・大学11年…

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生物学的年寄り 留学2度(短期と1年) 中高で英語教師経験30年 → 短大・大学11年(含:非常勤講師) 退職後、国立大学で医学部講師(めっちゃ準備大変) 早期退職し60才から年金生活、額少なっ! 記録はほぼ米国・カナダ・英・パリ 渡航歴約20回 それに基づく著書3冊ほぼ自費出版

マガジン

  • おやじの裏の顔

    プロテスタントの牧師をしていたおやじ。。。信徒から見る表の顔と家庭での裏の顔とにどのような乖離がみられるのか? 牧師は本当に祈るのか?子供のオレはその影響を受けているのか? オレ自身がおやじの裏の顔を思い出しながら検証していく。そのために書く記事は意外と面白い。まずは「まえがき」を読んでください。もう少しで公開記事が始まるよ~っ!

  • 毒ガス検知器

    私が若い頃気が付いたこと、経験したことをエッセイ風に書き上げたものです。話題がほしい方々には有効になるマガジンに仕上げる予定です。一話ずつ書くので「続く」とあるのは終わっていないことを示しています。終われば「完」です。残念ながらあえてアップトゥデイトでないのであしからず。。。

  • ワクワク ルンルン シリーズ

    読んでいくうちに・・・ワクワクするのがこのシリーズです。各記事の文章は勝手気まま。外国に興味をお持ちの方にはうってつけ。私の無計画な旅。どこにでも入り込むのに勇気はいらないのです。好奇心のなせる業だからです。普通のパック旅行では手に入らないスリルがワクワク感をもたらしてくれる予定です。

  • 「記事執筆のお知らせマガジン」

    これはお知らせマガジン。 最近、投稿記事が減少気味! 一番最近(現在進行中)アップ始めているのが「おやじの裏側」というタイトルで1記事1話方式で書き始めました。それらは(今のところ、まだ1話か2話ですが)マガジンの「おやじの裏の顔」の中に収録していく予定です。無料ですので、お気楽に暇つぶしをしてくだされば、うれしいです。

  • New York 見聞記

    New Yorkを知りたければ、このマガジン。New Yorkを味わいたければ、このマガジン。マンハッタンをいろいろな角度から掘り下げます。何しろ、筆者が自分の脚で歩いて集めた現地の姿満載なのです。 まだまだ追加記事を書く予定ですが、書きたいことが多くて手が回らないのが実情です。がまん、我慢。。。

最近の記事

北米大陸 前と後 1

今回の記事は 「前と後」です。 初めてアメリカ大陸を訪問したのは 1970年だということは 他の記事で言及してきた。 最後に訪問したのは 2019年だ。 その間、同じ場所を何度も訪れた。 すると、最初と2度目とでは異なる景色に出会う。 USH(ユニバーサルスタジオ・ハリウッド)私は大阪にあるUSJには一度も行ったことがない。 それなのに、USHには2度チャンスが訪れた。 最初が1988年だ。妻と一緒だ。 近くまでバスで行った。 乗るときにドライバーに 「

    • 思わぬ再会

      今朝(2024.4.11) 毎日新聞の「余禄」を何気なく読んだ。 退職前はこのコラムを欠かさず読んだものだ。話題が湧いてくるからだ。 今朝、そのコラムを読み始めて、懐かしい人物が紹介されていた。 新渡戸稲造だ。 私が初めて彼の名前に接したのは、大学2年の時だ。 大学に入学して、 私はすぐにESS(English Study Society) に入部した。 授業もほぼ真面目に予習して出席したが、 毎日のように部室に入り浸った。 古いレンガ造りの建物で、弾薬庫

      • おやじの裏側 xi (11. えっ、理事?)

        おやじの教訓「就職して7年は何があっても我慢せよ」 オレは勤務校のある県の学校関係のある部会の「理事」になったことがある。 これにはびっくりだ。 オレは勤めてからまだ10年経ってはいなかった。 どう考えても県にオレを推薦した校長はどうかしていたと思う。 最初の理事会に出席してその感を強くした。 あんな面倒な仕事を、 他の教員に依頼する勇気が校長にはなかったに違いないのだ。 オレなら文句も言わずに引き受けるに違いないと思ったのだろう。 オレは確かに何を任されても文

        • 中国人留学生

          私が初めて中国人と話したのは、アメリカに留学した時だ。 春の学期が終了した後に、2つ目の学生寮に移った。その寮は何故か女子寮だった所だ。秋の学期と春の学期が終われば、長い長い夏休みに入る。 学生たちは一気に故郷目指して移動を始める。 私がそれまでいた寮は、男女が住んでいる。偶数階が男子学生、奇数階が女子学生が入っている。 原則として、20歳以上の大人の寮だ。と言っても結構子供っぽいパーティーフロアだった。 そこから前の学期まで女子寮だった寮に男子学生が収容される。 カ

        北米大陸 前と後 1

        マガジン

        • おやじの裏の顔
          19本
        • 毒ガス検知器
          20本
        • ワクワク ルンルン シリーズ
          41本
        • 「記事執筆のお知らせマガジン」
          5本
        • New York 見聞記
          7本
        • エッセイ集
          17本

        記事

          おやじの裏側 x (10.生徒に助けられ)

          おやじの教訓「就職して7年は何があっても我慢せよ」 オレは中高とも、体育系の部活には入ったことがない。 入ったのは、テニス部くらいだ。 しかも中2の1学期のみだ。 いつまでたっても、球拾いだけで ついにラケットを振らせてもらえなかったからやめた。 教師としては、文化部の顧問になるつもりだった。 ところが、オレの希望など聞かれもしない。 で、バスケットボール部の顧問になっていた。 部活経験はなかったが、 高校の昼休みは 友人と体育館でバスケットボールで遊んだ。 めが

          おやじの裏側 x (10.生徒に助けられ)

          「おやじの裏側」進行状況

          現在どこまで書いたのか、 自分で確認したくなった。 自分のスマホで見てみると、 意外と分かりずらい。 私はPCを使用しているので スマホよりは分かりやすいのかもしれない。 ということで、 記事に投稿したものを 書いてみた。   まえがき(これはぜひ読んでから) 1.SG荘紹介 2.オッパッピー 3.ちんつき 4.おやじの迷言 5.母親の素顔 6.母親、ふふっ 7.信徒への宣言 8.オレ、失踪事件 9. オレ、就職する これからの記事として考えているのは・・・  

          「おやじの裏側」進行状況

          おやじの裏側 9 ( ix. オレ、就職する)

          おやじの教訓 「就職して7年は何があっても我慢せよ」 なかなかSG荘近辺から 脱却できないので、 途中を飛ばしたくなった。 これは自分史のつもりはない。 それを実際に、歴史を飛ばすことで 証明することにした。 オレは・・・ 大学を卒業して 隣町の私立女子校の 英語教師として就職した。 実は、卒業の一週間前に 結婚式をして 就職する学校近くの アパートに引っ越していた。 その経緯は なかなか独特だったと思う。 大学生だったので オレにはお金がなかった。 結

          おやじの裏側 9 ( ix. オレ、就職する)

          おやじの裏側 viii ( 8. オレ、失踪事件)

          これから書く記事(複数)は、皆さんの知らない私(オレ)の父親(おやじ)の裏側の顔の紹介です。 私は自分のことを「オレ」と言ったこともなければ、父親のことを「おやじ」と言ったこともありません。 おやじはキリスト教会(プロテスタント)の牧師です。 牧師としての顔が「おもての顔」ということになります。 教会員からすると、「うらの顔」は、主として家庭で見せる顔と言えるのでしょうか。 オレはその両方を覗くことができる立場にいたのです。 (ここまでは、「おやじの教訓(まえがき)」の

          おやじの裏側 viii ( 8. オレ、失踪事件)

          ブギウギ スズちゃん

          私は、先日(2024.3.7)「ブギウギ、愛子ちゃん」とのタイトルで 記事を投稿した。 今回同様、「おやじの裏側」シリーズの合間に つい書いてみたくなったからだ。 その前の「らんまん」に関しても 書こうと思っていたのだが、 その前に無関係でもないつもりで、 「夏休みの自由研究」(2023.9.6)という記事を 投稿してみた。 そんなどうでもいいことをしているうちに 「らんまん」が終了してしまった。 「らんまん」そのものへの 直接の言及とは異なるものなので 記事を書くの

          ブギウギ スズちゃん

          おやじの裏側 vii (7. 信徒への宣言)

           「1.SG荘紹介」で説明したように、 オレたちの家族が住む狭い部屋は、全ての声が隣に筒抜けだった。 隣の木魚の音やチーンという鉦(カネ)の音が筒抜けなのと同じだ。 お互い様と言ってしまえば言えなくもない。 そんな環境の中で「キリスト教の礼拝」をするのだ。 例の道路から弧を描いて上る階段のところには、「なんたらキリスト教会」と看板まで設置していた。勿論、市の許可を受けていたはずだ。 だから、お隣さんに我慢しろというのは理不尽な気がする。 何故か、お隣さんから文句を言われ

          おやじの裏側 vii (7. 信徒への宣言)

          「ブギウギ」、愛子ちゃん

           私は定年前に自主退職をした。  それまでは、NHKの朝ドラは妻が一生懸命見ていた。  退職後は一緒に見るようになった。  非常勤として仕事を頼まれて仕方なく出勤するときには、録画をしてまで見るようになっていた。  見始めると、毎朝のあの15分間は至福の時間と化していた。  毎朝の視聴の習慣は、妻を亡くした今でも続いている。  そして現在は「ブギウギ」を、自分の部屋で一人で観ている。    2024年3月7日は「マミー」こと「スズちゃん」がアメリカから帰ってきた場面だ

          「ブギウギ」、愛子ちゃん

          おやじの裏側 vi (6.母親、ふふっ)

          オレが校区外のSG荘まで長い帰路の末 ようやく帰宅した。 道中、いつも気になっていたのは 空中を流れてくる「におい」だ。 独特のいいにおいがする。 その辺りからは、友達と別れて一人旅だ。 その辺りから目を真っすぐ前に向けると 崖の上にそびえるSG荘が見えてくる。 SG荘の向うの方に丘というより山が見える。 ついにSG荘に上がる弧を描く階段にたどり着く。 オレの家族の部屋に急ぐ。 「おかえりなさい」 「ただいま~っ」 時には上がり框でSG荘の住人のおばちゃんに会

          おやじの裏側 vi (6.母親、ふふっ)

          おやじの裏側 v ( 5. 母親には勝てない)

          オレの母親はお茶目だ。 オレの母親は人見知りだ。 オレの母親は表裏一体だ。 オレの母親は(ここぞという時には)怖い。 怖い時の母親は、いつもと同じように冷静だ。 声を荒げたりなどは決してしない。 少なくとも、オレの手には負えない。 そんな時にしか、怖い対応はしてこない。 オレはこの事件を、そんなに詳しくは覚えていない。 この事件の発端をなかなか思い出せないのだ。 それなのに、事件は起こってしまった。  母がいない今、 この事件のことを覚えているのはオレだけだ。 お

          おやじの裏側 v ( 5. 母親には勝てない)

          おやじの裏側 iv(4. おやじの迷言)

          (間違えて、「削除」してしまったので、復元いたしました) オレのおやじは足を引きずって歩く。 聞いたところによると、学生時代に柔道の試合で投げられて右だったか左だったか忘れたが、半身不随の危機に直面したらしい。 そのおかげで、戦時中の徴兵検査の時に、合格にならなかった、という話を聞いている。勿論、第2次世界大戦の時の話だ。 当時は既に牧師になっていた。 それどころか、戦争に反対の立場の教会に属していたようだ。 子供の頃に聞いた話なので、詳細は分からない。 S市で

          おやじの裏側 iv(4. おやじの迷言)

          おやじの裏側 iii (3.ちんつき)

          12月も終盤に近付くと、 オレは毎年、ワクワクしたものだ。  ドキドキしたものだ。   ハラハラしたものだ。   おやじのせいである。 おやじは年も終えようとしているのに、全く動こうとしない。 ちんつき(餅つき)の予約をしないといけないのに・・・だ。 子供としてはとても気になる。 小学5年生の3月に引っ越してからのことだ。 それまでは20数所帯が共同生活をするような感じの引揚者住宅(市が元旅館を買収したもの)に住んでいた。(「SG荘紹介」の記事参照) 3階建

          おやじの裏側 iii (3.ちんつき)

          おやじの裏側 ii (2.オッパッピー)

          オレは6人兄弟の家庭に生まれた。 生まれた家を見たことはない。 多分ないのだと思う。 生まれた家がS市にあることは間違いない。 何度かその近くまで行ったことがある。 おやじが毎年正月に、まるで正月行事であるかのように オレたち子供を引き連れてS市まで行っていた。 オレが生まれた近くに当時の知人が住んでいたからだ。 オレの記憶の中には、その知人の客間(だと思うのだが)の様子が焼き付いている。 お金持ちだなぁ、と子供心に思ったものだ。 勿論実態はわからない。 オレは大人

          おやじの裏側 ii (2.オッパッピー)