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特殊なノベルゲーム「7 Days to End with You」が面白すぎたので、解き方とか感想を書いておく

7 Days to End with Youというゲームがとても面白かったので、忘れないうちに解く過程とか思ったことを書いておこうと思います。
ちなみに、こんなゲームです。

未プレイで気になった方は本ページを閉じて、是非遊んでみてください。

※あくまで自分用のメモとして書いているので、稚拙な内容かもしれませんがご容赦ください。

ネタバレ全開で書いています。全てをクリアした方だけみてください。


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■1周目

システムを把握。メモした単語が会話で使われると自動でメモを表示してくれる機能に感動。めっちゃやる気出た。
全然わからないながらも、間違いない単語についてはメモをとっていく。
ここで自信があったのは椅子、本、赤、青、緑とか、1~7までの数字あたり。
名詞以外の言葉は可能性がたくさん思い浮かぶので、どうメモを取るかも難しい。
多分これという言葉を入れるも、その後全然違う使われ方をしたりして苦しむ。
5日目ぐらいまで遊んで心が折れかけた。
学生の時、英語の勉強を挫折した時の気持ちに近い。

わからない言語でのコミュニケーションって苦手なんだ。
恥ずかしいしなんか相手に申し訳ないから。

相手はゲーム内の人だけど、こんな感じの気持ちになる。
どうにかして解いてやろうと決意し、1周目を終了。
全然わからないけど女の人、なんか泣いてる。
ごめんって。



■2周目開始

女の人と沢山コミュニケーションをとってわかる単語を増やすのが一般的な解き方の様子。
ただ、単語単位の推測ではなく文字単位の解析もできるかもしれないと思ってた。
なぜなら「3」を表す単語に同じ文字が2回続いている部分があるので、これは文字数的に考えても多分「three」だなと1周目で思っていたから。
しかし自分がこのゲームを作る側の人間だったら文字単位解析のハードルはかなり高く設定すると思うので、できるんだろうけどこれはきっと茨の道に違いない。
そういうのは天才の人がやればいい。

「1」は「one」のはずなので、「3」の「three」と比較して「e」の文字が同じかどうかをみてみたけどやっぱり違う。そんなに簡単にはいかないハズ。
おとなしく正攻法で解くことにする。



■パスワードロックを見つけて急展開

手当たり次第クリックしながら移動。
ここで、2階の右端の小さな四角をクリックしたときに否定を示す言葉が末尾にでている事に気づく。
(家の外に出ようとしてとめられたときに否定の言葉を言われたので)
1周目で把握していた”女の人とは別々で行動できる”というルールは謎解きの過程で絶対使うと思っていたので、ここと確信。正解。
背景の位置をずらす機能はこれを隠すためにあったのか。
ゲーム内の文字を使ったパスワードロックが表示される。

あ、これ、パスワードはわかんないけど、全部の文字を把握できるのでは?

数を数えてみる。26文字。
ということはやっぱりアルファベットの可能性が高い。
全文字把握できたのがかなり自分の中ではかなり大きくて、この時点でやっぱり茨の道を進む決意をしました。
時間の無駄になるかもしれないけどできるところまで頑張ろう。



■解析開始

さっきの「e」の文字が違う問題を解決しないといけない。
最初に考えたのは、英語に似た言語が使われてるんじゃないか説。

この辺をざっとみてみたけど、1と3の「e」の部分が同じ言語はない。
開発者の方も日本の方のようなので、開発者の母国語とかでもなさそう。
それにゲームを世界で販売する事を考える場合、普及率の高い英語を使った方が納得する人は多いだろう。全部で26文字だしやっぱり英語だろう。

じゃあなんで「e」が違うの?

次に考えたのが、単語ごとにゲーム内文字とアルファベットの対応表が違う説。(結果的にこれがあってた)
ためしに数個の単語をもってきて、どの文字が使われていたかを表にしてみる。
この時ゲーム内の文字は2階のパスワードロックで表示される順に上から並べてみた。

なるほどわからん。
でも「three」の「e」と「h」の空欄って2つなので、もしアルファベット順だとすると「f」と「g」が入って「efgh」になるのでは?

正解でした。
※後に攻略を見たところシーザー暗号というらしいです。勉強になった。
パスワードロックの表示順をアルファベット順にしておいてくれた開発者の方のやさしさを感じました。
(ゲームで遊ぶことって開発者とのコミュニケーションですよねー)

嬉しくなって、わかってる単語をいくつか埋めていく。(この時深夜2時)

どんどん埋めていくと、"あわない文字が数個あること"、"アルファベット対応表のずれ幅(以下シフト値とします)は2~5文字程度"であることがわかった。
あわない文字が出てくる頻度は低めみたい。
単語ごとのシフト値を解析できないか頑張ったけど、凡人なので思いつかなかった。これを解析する時間はコストに合わないと判断。
※これも攻略をみたところシフト値を計算できるらしいです。天才すげえ。

これで、未判明の単語でも2~5パターンのアルファベット対応表を割り当てて、意味の通る英単語を探せば解読できるわけだ。やったー。

解読方法はわかったけど、めっちゃ時間かかるやん!
1単語10分ぐらいかかるんじゃない?

ので、候補の表示をエクセルで自動化することにしました。



■候補表示ツールの作成

・機能
 ゲーム内単語をエクセル画面に入力
         ↓
 シフト値1~26の全パターンがそれぞれ適応された26候補を自動で表示する

これで、"ゲーム内文字をエクセルへ入力する"と"候補を眺めて正解を判断する"部分だけ人力でやれば時短になる。
エクセルの技術的にもVLOOKUPが使える程度で組めるでしょう。

シフト値1~26のアルファベット表をコピペで作成。1分ぐらい。

ゲーム内文字はそのままエクセルへ入力できないので、人力で数字へ変換します。
後にこの変換作業をめっちゃやったので、どの文字が何番かは覚えました。
8、20、16、18あたりが苦手です。
画像ファイルを認識させたりとかして自動化できないかちょっと調べたけど凡人なので無理でした。

候補が表示されるべきセルにVLOOKUP関数をいれて、人力入力した数値分ずれた列から文字を持ってくるようにします。

できました。
上の方に数字を入れると26パターンの候補が出るので、意味の通る単語を探します。この場合goodnightがみつかります。
実際シフト値は2~5あたりであることが分かっているので26パターン全部出す必要はないんですが、5パターンで作るのも26パターンで作るのも手間は一緒だし、保険的な意味を兼ねて全部出しました。



■ツールを使って単語を翻訳していく

1~5番あたりの文字が合わない(どちらかに1ずれている)ケースが予想より多かったのでつまづく事が多かったけど、記録をちゃんと取って、あわなかった文字は注意するようにしてどんどん翻訳していく。
未判明の文字がどんどん判明していくのはかなり気持ちよく、鳥肌が立ちました。

寝食忘れて全単語の翻訳が完了。
頭の中のもう一人の自分が「普通に解いた方が早かったんじゃない?」と言っていますが、この解き方の方が楽しいし自分にあってるんだ。

ゲームの冒頭にもこう書いてますし。



■単語をフルオープンさせた状態で2周目を再開

2周目にして覚醒状態のboyleさんが誕生しました。
わかる!わかるぞ!もう謝らなくてすむ!やったー!

しかしそんなboyleの前に、英語を話すtheoが立ちはだかるのでした。

meansってなんだっけ?
英語は学生の時挫折したって言ったじゃん!(伏線回収)

ごめんって。



■クリアまで

隠し部屋にも入り、7日目の問いは「death」「understan」「love」を回答しエンディングへ。
ここで違う答えを入れると別のエンディングに行けそうな気はするも、入力する単語の候補が多すぎるうえリトライするのに時間がかかるので、ヒントをみました。(ここまでしてヒントみるんかい!)

全エンディングを見て感動。やっぱりヒント見なきゃよかった。

隠し部屋、2階の壁のメモ、5日目の訪問者イベントあたりでtheoの凶行は理解していたのだけど、最後のあの空気で「punish」を入れる判断はできないよ!やられた!好き!

あと、なんとかして生存する道を探ったんだけどないんですね。
まだ生存エンドが見つかってないだけかもしれないけど、ないほうが好き。



■感想

正攻法で解いた場合のそれぞれの単語の入手タイミングとかを楽しめなかったのは少し残念でしたが、かなり楽しめました。
「alchemy」あたりがラスボスなのかなあ。
他の人がどう判断して解いていくのかもみたり聞いたりしてみたい。

シーザー暗号を知ってる人からみたら馬鹿だなあと思う話かもしれませんが、暗号解読もツールの作成も素人なのにちゃんと解けたのはとても嬉しく達成感があったし、開発者の方のやさしさを感じました。
2階のパスワードロックの文字がアルファベット順じゃなかったら諦めていたと思います。

正直普通に解いた方が早いと思うんだけど"周回を減らすとゲーム内の人の命を救える"という(気持ち的な)リターンが用意されていたのも嬉しかったです。(621エンドみちゃったけどな)

最後に、自分は本当に解くゲームが好きなんだなと再確認。

あー面白かった!眠い!おなか減った!

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