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大学生だなって感じる時

 この子大学生だなぁ、って思う瞬間ないですか? もちろんその判断基準は人それぞれだと思うんですけど、私はそれが「考え方」だと思うことが多いんですね。

 例えば、「あくまで私の意見なんですが~」とか、「これは主観に過ぎないんですけど~」とか。自分の意見をあくまで一意見として他者に贈るということを、私の中の大学生(像)は行います。"もちろん、これは主観です"。

 なんでかなぁと思うと、色々理由はあります。自分が過度に責められないためとか。意見を正しいか否かで判断しなくなるからとか。建設的な議論をするマナーを学んでいるからとか。

 うっすらですが、理由の共通点は「無用ないざこざを避けること」だと思います。「私が提示した意見はあくまで一意見であり、特定の誰かを傷つける意図を含んでない。一方的な正しさを押し付けるものではない」、というスタンスが大学生ではだんだん身についてくる気がします。

 まぁそうした方が楽なんですよね。意見を「意見」として捉え進めていく。その人の属性がどうだとかが重要になってくる事もあると思うんですけど、意見そのもの同士で話を進めていくことも大事な時があると思うので。

 人間は多分喧嘩しちゃう生き物なんです。「違う」というだけで否定する。でも私も分からないわけではありません。「自分と違う」って、結構驚くし、怖いんです。違うことは分かっているから、「あくまでその違いを踏まえた上で敢えてこう言うけど」という良い方が、私は多いです。否定したくないし、否定されたくないんですよ。まずは受け止める。事実として取り入れる。そういうクールな態度を、大学生は身に着けていくんじゃないかでしょうか。まぁ、あくまで私の中の大学生像であると、再三言っときます。

 高校生の頃と、大学生の頃の一番の違いがあるとずれば、今まで書いてきたことだと思います。「自分が傷つかないために、相手を傷つけない。そのような作法を心掛ける」。これは大学生として学ぶ中で結構大事なことでした。ま、小学生の頃からでも知りたかったことなんですけどね。

 ということで、大学生の一意見でーした。

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