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かたどる②【24卒就活】


 私は24卒の就活生です。志望業界はIT・通信にすでに絞って選考を進めています。何故この業界に絞るのかについて、前回記事を書いたのですが、今回はより詳しく、軸に沿って書いたバージョンです。

 ※重複箇所がありますー!

前回の記事☟


なぜ就職をするのか

 私は、就職の道を選びました。院に進む道は、ワクワクしそうではなかったと判断したからです。誠に勝手ですが。

 文系理系と二分することはナンセンスかもしれませんが、文系の学部に進んで、そこから院で博士課程まで行くことにワクワクしませんでした。希望も特になく、そこからどう食っていくかについても絶望的な観測しか持てなかったのです。決して、文系の知識を軽視しているわけではありません。
 
 であれば、社会貢献も出来るし、院進よりもよっぽど将来性のある「就職」の方がいいと思いました。給料もあります(ちゃーんと働けば)。ワクワクしないし、食っていけるか分からない。この2つが理由です。

なぜIT・通信業界なのか

 理由は3つほどですね。1つ目に、自分の軸に即していること。2つ目に自分の強みを活かせる可能性があること。3つ目に、成長業界であること。この3つです。

 1つ目について、私の就活の軸は抽象的で社会という舞台を支えること、みたいな感じです。普段人の目に触れることの多いものよりかは、ひっそりと社会を支えている感じです。でもまぁ、これだけだと絞れないですよね。物流も、金融も、製造も、建築も、食品も、エンタメ業界だって見えない多くの人がいてこそ成り立つものです。

 2つ目については、私の強みは継続して勉強することと、好奇心だと思っています。IT業界は、技術の刷新改善が速いです。インターネットが現れていた初期の、例えば汎用機や数百億円するらしいスーパーコンピューターは今ではすっかり技術的負債を生み出すSLでしかない、という声も聴きます。数十年間同じ技術を扱うということは言語道断、新しい技術を学び続ける必要があるのがIT業界だと学びました。そんな場所では、一生継続して勉強することに抵抗がないという特性が必要かと思いましたし、飽き性で色々知りたいと思う私に合っているのかなと考えました。

 3つ目に、成長業界であることです。人材や医療業界も成長業界だと言われていますね。具体的な数字を見ていくと、「【2022~2023年版】IT業界の今後とトレンド-IT企業の課題と将来性を解説」には、(おそらく日本の)IT業界の市場規模は、2023年では「13兆8,800億円」と言われています。またIT業界を見ている人なら周知かもしれませんが、IT人材が2030年に79万人不足するとも言われています。この業界がすぐ無くなる、ということは無いと思っています。

なぜ情報サービス業なのか

 IT業界と言っても、昔みたいなパソコンそのものが新しいという時代ではありません。非常に分化しています。ネット広告、放送、コンテンツ作成、デジタルマーケティング、ハードウェア業界、ソフトウェア…などなど。その中で私は、情報サービス業が合っているかなと思います。つまり、「情報をより効率的に扱うためのシステム作り」を通して、課題を解決し社会を支える。これがなんとなくですが、やりたいことの方向性に合っている気がしたので。

なぜSIer(システムインテグレーション)なのか

 システム作り、ソフトウェア作りといっても、SIer以外に「SaaS」などもありますよね。自社製品作るやつですね。まぁ欲を言えば、自社製品もやるし、受託開発もやっている方が食い扶持はあるかなと思っておりますが…

さて、何故SIerなのかと言うと、それぞれの業界業態の顧客に即したシステム構築が出来るからです。なので独自性の強い要件にも対応できます。SaaSが悪いとは言いません。それぞれに良さってありますし。ただ、私の就活軸の一つである、「幅広い業界に対して価値提供できる」のは、SIerの方が実現可能性があると考えました。

 後は、「システム作りを通して」が大事ですね。そもそも何でシステム作りにこだわるのかについてですが、プログラミングをした時に、あっ面白いなぁと思えたので。まぁ、ただSIerはコーディングする時間はそんなに無いと思うので、ガチガチにプログラミングするのは違うかもと思っている私なら合ってるかなと思いました。なんとなくですね…(笑)

具体的な業務としては?

 主には、「受託開発」になると考えています。顧客の希望に沿ったシステムインテグレーションを行う。或いは、様々な顧客の要望をシステムインテグレーションを通して叶えることです。

 より具体的には、業務系システムの開発かなと思います。金融・保険・井医療・放送・建設・製造・広告・不動産・官公庁・観光・公共など、本当に幅広い業界に価値提供します。

 また「2025年の崖」と呼ばれるものがあります。MoneyForwardクラウドERPによれば、「2025年には現在多くの日本企業が抱えている諸問題が顕在化し、国際競争力を失って大きな経済的損失になる」とあります。詳しいことは省きますが、情報技術や技術者不足などによって、経済が大きな損失を被るというものだと思います。

 古いシステムではなくて、新しい技術力を用いて、技術的な負債を減らさなければいけないのがこれからの社会かなと思います。既存のシステム開発、保守開発だけではなく、こういった目前に迫る課題をITで解決することも、「舞台を整える」という私の軸に関わることだと考えます。

なぜプログラマーでなくて、SEなのか

 私はプログラマーではなくて、SEを志望しています。ここでいう「SE(システムエンジニア)」は、システム開発の行程に広く関われる職というイメージです。

 システム開発は、「要件定義・設計・構築・テスト・運用・保守」といった段階に分かれています。他の書き方分け方もあると思いますが、一旦これで。どの行程に関わるかによって、自分の役職も変わります。イメージされやすい「プログラマー」は、構築や開発といったシステムを実際に作る人たちです。「下流行程」と言われることもあります。その道を究めたスペシャリストもいます。

 でも私は、ただプログラマーだけをやるのは違うかもしれないと考えました。要は、色々やりたいんです。色々やりたいから、幅広い業界に価値提供できるIT業界を選んでもいます。プログラミングも、マネジメントも色々経験してみたいから。正直、向き不向きは分かりません。でもやってみてもいいじゃないですか。そこで決めればいいんですから、と考えます。

まとめ

軸:「舞台を整える」
社会を支えたい・常に勉強が必要・成長産業
→IT・通信業界
情報を扱うシステム作りが必要
→情報サービス産業
システム作り
→システムインテグレーションや自社製品
幅広い顧客に沿える
→システムインテグレーション
色々な経験がしたい
プログラマーではなく、エンジニア
それぞれの企業の特徴→自分の行きたい会社

参考文献

MoneyforwardクラウドERP、2022、「「2025年の崖」とは?問題点やERPで解決できることをわかりやすく解説!」、https://biz.moneyforward.com/erp/basic/911/#2025

programmer college、2022、「【2022~2023年版】IT業界の今後とトレンド-IT企業の課題と将来性を解説」、https://programmercollege.jp/column/44834/#:~:text=1%2D1.%E3%80%90IT%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%80%91%E5%B8%82%E5%A0%B4%E8%A6%8F%E6%A8%A1,-%E5%87%BA%E5%85%B8%EF%BC%9A%E5%9B%BD%E5%86%85%E4%BC%81%E6%A5%AD&text=%E5%9B%BD%E5%86%85%E6%B0%91%E9%96%93%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE2020,%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%81%A8%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%80%8D%E5%8F%82%E7%85%A7%EF%BC%89%E3%80%82


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