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【インタビュー】早稲田から日本の農業を元気に!「農業系サークルの魅力」を聞いてきた

こんにちは!

この春、早稲田大学5年生になりました荒川です!

春といえば、新歓シーズン。

ということで、2019年4月16日”早稲田大学初?!農業系サークルの合同新歓”に潜入してきました!

実は私は新入生の時、農業に興味があったのに農業系サークルには入りませんでした。

なぜ入らなかったか今振り返ってみると、農業系サークルで何がしたいのかよくわからなかったし、早稲田にはどういう農業系サークルがあるのか知らなかったからかと思います。

5年生になった今、1年生だったらどんなことを知りたかったかなと想像しながら、合同新歓の主催者であり、早大農業系学生団体こだまのマネージャー、早稲田大学環境・エネルギー研究科1年の山本遼さんにお話を聞いてきました。

こだまの普段の活動は?

こんにちは、お願いします!

山本さん:こんにちは、お願いします!

こだまは創設二年目と新しいサークルですよね。普段はどんな活動をされているんですか??

山本さん:こだまは、2017年のプロフェッショナルワークショップという早稲田大学主催の”JA埼玉ひびきの”さんと連携した課題解決型プログラムをきっかけに設立しました。

普段の活動は農業の勉強会を中心に行っています。というのも、早稲田大学の農業系のサークルで勉強会をする団体が今まで無かったなと思って。

勉強会中心なので、入会費は0円ですし、いつでも誰でも簡単に入会できますよ!

勉強会のテーマは何ですか??

山本さん:今学期は3つのテーマを設けて勉強しています。

①農林水産業の基礎

②スマート農業・農業のIT化

③野菜のレシピ開発

この3つですね。

1週目はテーマ①、2週目はテーマ②、3週目はテーマ③、4週目は再びテーマ①というように、3つのテーマをグルグルとまわりながら勉強しています。

へ~!幅広く学べそうです。野菜のレシピ開発とか面白そうですね!

山本さん:そう!

こだまの大きな特徴は、JA埼玉ひびきのと連携している点なんです。だから、実際にレシピを開発したらJAに提案して、実現する可能性もあります。

前期は勉強会中心に活動していく予定ですが、後期はJAにレシピなどを提案する活動もしていこうかなとか考えているところです。

他にも、メンバーでカレー屋さんをやっている子がいて、その子と協力してサークルでゆかりある地域の野菜を使ったカレーイベントなんかも開催しています!

日本の農業を盛り上げる

そもそも、こだまは何を目指している団体なんですか?

山本さん:こだまが目指している事は主に3つあって……。
①早稲田大学の拠点の1つである本庄児玉地域の農業を通した活性化
②農業に関わる活動を通しての人材育成
③早稲田の農業ファンを増やす
この3つですね。

なるほど。それでは、今回の合同新歓は③早稲田の農業ファンを増やす活動の一貫ですかね?

山本さん:そうですね。合同新歓で目指している事が2つあって。

まず1つ目は、早稲田で農業系サークルに関わる学生の数を増やすこと。
早稲田の学生は4~5万人いるんですが、その内農業系のサークルに関わっているのはたったの100~200人。

だから、今日みたいな合同新歓や合宿、イベント企画などを通じて、早稲田の農業系サークルを活性化させていきたいなと思っています。そして、早稲田から日本の農業を盛り上げていきたいなと。

4~5万人の学生がいるのに、農業系の学生がたったの100~200人って、確かに少ないですね……!それでは、2つ目は?

2つ目は農業系のサークル同士の繋がりを強くすることです。

今回の合同新歓に参加している団体は、それぞれ違うテーマで活動しています。例えば、農楽塾は都市農業、三芳村は有機農業、狩り部は狩猟や獣害というように、それぞれ違う角度から農や地域に関わる活動をしているんですよね。

サークル間の交流や掛け持ちなどが増えて、横の繋がりが強くなれば、農業に対する理解がより広く深くなると考えています。

だから実は、今回の合同新歓はサークルのメンバー同士の交流を深めるという意味もあるんですよね。

JA職員や農家として頑張る家族の姿

ところで、山本さんがそんなにも農業・農村・地域のために活動するのはなんでなんですか?こだまの活動のために、結構な時間やお金も注いできていますよね??

山本さん:僕は両親の実家、つまり祖父母の家がどちらも農村にあって、小さい頃から農家の貧しさや耕作放棄地の増加を見てきたし、家族がJA職員や農家として地域や農業のために頑張る姿も見てきました

これまで出会ってきた農村で頑張る人たちのためになりたいって思っています。

だから、こだまの活動は時間やお金を理由に辞める活動ではないです。

JAや農業を良くしたい

そう思って、日々活動しています。

就職活動や卒業後にも活きる力

山本さんの大きなビジョンや熱意に、「すごい人だな!」と思ったんです。
けれど、都会生まれ都会育ちの学生や農業・農村・地方にあまり関わった事が無い学生などは、必ずしも農業や農村、地域の活性化に対して強い想いやエネルギーを持っているとは限らないですよね。
しかも学生には、サークル活動、アルバイト、留学、長期インターンシップなど様々な選択肢が与えられています。そのような中で、こだまの活動に時間やお金、エネルギーを割き続ける理由や意義ってあると思いますか?

山本さん:あると思います。

先ほどお話したように、レシピの提案やイベントの運営をする経験や企画力、考える力など、農業だけに限らず就職活動や卒業後にも活きてくる力を磨くことが出来るような活動を目指しています

特に、こだまの場合メンバーからコンテンツを考えるサークルなので、カレー屋さんで働いている子がいたらカレーのイベントを企画するというように、自分の特技や興味を農業と掛け合わせて活動することで、成長していくことが出来ると思います。

農業系のサークルでの経験は幅広く応用出来そうですね!

ちょっと気になったら、山本さんに相談してみよう!

合同新歓に参加していた他サークルのメンバーからはこんな声もありました。

「都会育ちだけど、農業系サークルの経験をきっかけに、農業や地域への関心が高まった。」

「そんなに強い想いは無いけれど、なんとなくずっと続けている。地域での非日常的な暮らしが面白い

このように、活動を続けていく内に興味関心が深まっていく人や、強い想いは無いけれど、どこか魅かれるものがあって活動を続けている人など、早稲田大学農業系サークルには様々な人が所属しているようでした。

農業・農村・地域の事がちょっとでも気になったなら、まずはどこかの活動に飛び込んでみると気になる事ややりたい事が見えてくるかもしれないですね。

どの団体に入ろうか迷ったら、早大農業系学生団体こだまの山本遼さんが気軽に相談に乗ってくれますよ!

※この記事は2019年5月に作成されたものです

《合同新歓 参加団体情報》

‣こだま 
‣農楽塾 http://www.nogakujuku.net/
‣思惟の森の会 http://moriwaseda.wixsite.com/morinokai
‣狩り部 https://www.waseda.jp/inst/wavoc/news/2017/03/27/2548/
‣食と子どものひろば三芳村 https://miyoshi-waseda.jimdo.com/


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