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食べること

こんにちは奥住啓祐です。

今回、記事の後半で、言語聴覚士の臨床に役立つアプリについてまとめたデータをプレゼントします。臨床に役立てて頂けると幸いです。


去年から要介護認定に関係する研修撮影や動画編集をする機会が増え、業務用カメラを使った撮影や編集に関連する新たな学びも始まりました。

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Blackmagic Designの編集用ソフトもキーボードも大活躍

撮影、編集、また介護保険事業所(通所、居宅介護支援事業所、グループホーム)の実地指導など、介護保険適正化事業として新たに複数動きはじめた2020年。

こういった事業を通して、撮影すること自体にも興味を持ちはじめたこともあり、2021年最初の買い物は人生初のカメラとしてsiguma fpを購入(https://amzn.to/3op1Vxe)。

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どのような写真を撮りたいかなと考えていると、やはりオート設定での撮影だけでは難しいようで、早速楽しい勉強が始まっています。口腔機能と一緒で、何事も探求するのは好きなようです。


LT大会

さて1月16日に開催しました第4回 LT大会でも、素晴らしいライトニングトークありがとうございました。

・発達支援キッズサッカー教室から学んだこと
・小学校に外部専門家(ST)としてでは無く、講師の立場からの関わりについて
・3DCTだから分かること
・もしフルタイムママがバランスボールインストラクターをとって自分の体力メンテナンスをしたら
・リハビリと栄養
・言語聴覚士が食べる、話す、聴くことの障害を経験して
・PECSのワークショップを受講して

今回、SLACKで発表者限定のグループチャットを作りましたので、順次これまでLT大会で発表して頂いた方には招待メールをお送りします。

不思議と毎回異なる世界観が拡がるこのLT大会は、言語聴覚士を目指す学生さんにとっても良い刺激となる会になっていると思います。

言語聴覚士の学生さんは、各養成校にお送りしたリーフレットに掲載しているQRコードからLT大会に無料で聴講参加できます。

次回3月に予定しております第5回 LT大会についても近日中にお知らせする予定です。初めての方の発表も、学生の方の発表も歓迎します。


Extreme Picky Eating

また、今年3月から始める企画メンバーの募集に関しても、多くのご応募ありがとうございました。早速、今週末よりメンバー内での勉強会が始まります。3月からは皆さんとも共有していきますのでお楽しみに。

生活の場に関わることで学んだ食べることに必要な視点

もともとは高齢者のリハビリテーションに携わっていたため、赤ちゃん、子どもの食べることについての学びは僕自身も取組み始めてまだ数年です。

そのような中で病院勤務時代や訪問看護ステーションで臨床していた時に、僕自身とても不足していたなと感じる視点があります。福祉施設の第3者評価の事業に携わるようになった事が気付きのキッカケ。

言語聴覚士なので、第3者評価と聞いても「外部の言語聴覚士として摂食嚥下機能やコミュニケーション面のサポート等を行うのかな」と思われる方もいるでしょうが違います。

施設の応援団として地域や自治体との繋がり、ケアマネジメント、医療連携、外出、災害対策など幅広い項目から構成される主に23項目にいついてヒアリングを行いながら、現状の取組みと次のステップへ向けての取組み内容をまとめていきます。

基本的には応援団としてヒアリングを行いますが、第3者評価の中で法令違反が発覚すると、その後、減算等に繋がる可能性もあり、責任は重いです。

さて実は23のヒアリング項目の中には「食事」に関する項目もあります。ただしヒアリングのメインテーマは「食事形態」でも「嚥下機能評価」でもなく

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国内外11人の言語聴覚士を中心に執筆。このmagazineを購読すると、言語聴覚士の専門領域(嚥下、失語、小児、聴覚、吃音など)に関する記事や、言語聴覚士の関連学会に関する記事を読むことができます。皆さんからの体験談など、様々な記事も集めて、養成校で学生に読んでもらえるような本にすることが目標の一つです。

国内外の多くの言語聴覚士で執筆しているので、言語聴覚士が関わる幅広い領域についての記事を提供することが実現しました。卒前卒後の継続した学習…

皆様からの優しいお気持ちは、共同プロジェクト「言語聴覚士オンライン」の活動に活かしてまいります。