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地域を知る

こんにちは奥住啓佑です。

SNSでは日本摂食嚥下リハビリテーション学会、WDSに関する投稿が増えてきましたね。今年の新人STさんからもオンライン開催が多く、いろんな学会に参加してます、とのメッセージが届いています。

毎月紹介している国内外の学会関連情報を参考にしながら、ぜひ今年後半もいろんな学会に参加してみてください。

僕が今年参加した国際小児摂食嚥下障害学会は、すでに来年度の開催もオンライン開催で確定したそうです。来年は招待枠で聴講参加予定ですので今から楽しみです。

ぜひ一緒に参加しましょう!

さて、前回のLT大会では初のロングセッションを導入し、臨床データの可視化と業務改善についてお話ししました。僕自身、3つの歯科医院で赤ちゃん・子どもたちを対象にした臨床をするなかで、どのようにデータをとっていくかを検討している段階で、ようやく具体的なイメージができてきたところです。

LT大会後皆さんからは「まずはどんな情報を蓄積できるのか考えてます」「セラピスト事に簡単なところからデータを集めて可視化してみたら面白い発見がありました」などの感想も頂きました。

やはり需要があるところだなと実感できました。来月のLT大会でも同じようなテーマでお話ししようと考えているので一緒に勉強しましょう。

そろそろ来月のLT大会の発表者の募集を開始します。多くの方のエントリーお待ちしてます。

さて、LT大会のフリーディスカッションタイム(非公開)の時、小児関連の診療データが欲しいけどどこか公開してませんか。といった質問がSTさんからあがりました。

オープンデータ

近年、行政が持っているデータを公開する動きが進んでいます。人口動態データは皆さんもよく目にすると思います。その他にも、診療に関するデータ、BMIのデータなど、様々なものが実はオープンデータとして公開されています。

ただし、複雑なExcelデータとして公開されているケースもあり、何も知らないと読むのもすぐあきらめてしまうでしょう。

今回は、皆さんが住んでいる地域の情報をどのように調べられるかみていきましょう。


地域の事業所データ


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国内外11人の言語聴覚士を中心に執筆。このmagazineを購読すると、言語聴覚士の専門領域(嚥下、失語、小児、聴覚、吃音など)に関する記事や、言語聴覚士の関連学会に関する記事を読むことができます。皆さんからの体験談など、様々な記事も集めて、養成校で学生に読んでもらえるような本にすることが目標の一つです。

国内外の多くの言語聴覚士で執筆しているので、言語聴覚士が関わる幅広い領域についての記事を提供することが実現しました。卒前卒後の継続した学習…

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