ぼくとお笑い芸人

あれ?大喜利やるならゲストにお笑い芸人を呼ぶべきでは?!
でも…誰を呼べば…。

助手「今、もう、中学生が流行っていますよ、博士」

そうなのか!じゃあその人にしよう!
きっと……

魔球「パッと光って咲いた〜花火を見ていた〜いつかまた、終わ〜ら〜な〜い夏が〜〜♪あ」
もう、中学生「曖昧な心を溶かしてつむいだ♪」
魔球「えっ?!えっっ?!!」
もう、中学生「この夜が続いてほしかった♪(肩を組む)」
魔球「もう、中学生さんですか?!ウ〜〜〜(号泣)」

ふふふ。サプライズだな。多分大好きに違いない。
でも、お呼びするにあたってどうすれば?TwitterのDM?

助手「芸能人はTwitterをやっていないでしょう。しかし、幸いにもここにゲノムがあります」

なるほど!ゲノムでもう、中学生を作ればいいんだな!


〜1時間後〜
猛、獣学生「…」
甲、虫学生「…」
超学生「…」

う〜ん。似たものは作れたけどなあ。

助手「御の字でしょう」

とはいえもう少しこだわりたいよなあ。『猛、獣学生』の「猛」は良いけど他が。逆に『甲、虫学生』の「虫学生」は良いけど…。
あ!ゲノム買ってくる!!

〜1時間後〜
できたぞ!『猛虫』だ!!


魔球「パッと光って咲いた〜花火を見ていた〜いつかまた、終わ〜ら〜な〜い夏が〜〜♪あ」
猛虫「……」
魔球「えっ?!えっ??!」
猛虫「ジー」
魔球「エーーーー!!!」

スパルタ「ヤダ!血!ウ〜ン…(血を見ると倒れる人)」
モーリョー「脳!NO〜〜!魔球ちゃんの脳が〜!
ン川崎!!万歳〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(爆発)」


そんな…みんな死んでしまった…。
やはり身の丈に合わないことはすべきでないのだな…。

猛虫「…」

くすぐったいよ。ハハ、なぐさめてくれるのか?
でもそう。それでも、それでも人生は続く。人はその歩みで少しずつ糸を紡ぐ。それがきっと新しいなにかに、いつかなるんだ…。

ーもう、夜が明ける。ー


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