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そうだ、京都に住もう!記_4

京都府民になって1ヶ月。
居住者目線で見る京都が好きになれるかどうか一抹の不安を覚えていましたが、結論としては(今のところ)杞憂でした。

語弊があるかもしれませんが、思っていたよりずっとずっと、京都は親切な街でした。

正直に言うと、「いけずをされたな」と感じた経験、それなりにあります。
でも、今となってはそれって本当にいけずだったのかな?と思ったりもします。

例えば、飲食店。
常連さんへの待遇と、一見さんへの待遇が露骨に違うお店は結構あります。
先程も某飲食店で「満席です」と門前払いされた方がいらっしゃるかと思えば、常連さんが「ええやろ」とクローズ表記の2階に颯爽と上がっていきました。

旅行者の時は「いけずだなぁ」と思っていたけれど、コロナだろうがなんだろうが定期的に訪店してお店を支えている常連さんと、年に1回来るかどうか、もしかしたら二度と来ないかもしれない旅行者と、同じ扱いという方が非合理的かもと思うようになりました。

常連認定されると途端にベリーベリー親切モードが発動されるんですよね。
通常予約が可能になる時期より早くラインで予約できるようになり、おまけの一皿が出てきたりもする。
当然その分こちらも帰京した時にお土産を買ってくるなどしますが、それもまたコミュニケーションが生まれて楽しい。

あと、コンパクトシティの圧倒的便利さよ!
パスポート申請は京都伊勢丹の上で、免許の住所変更はヨドバシ京都店裏で。
徒歩数分の距離ゆえ、1日どころか半日で済みます。

パスポートのオンライン申請時に必要な戸籍謄本の提出、郵送で受け付けてくれる自治体はほんのわずかですが、京都はOK。

出典:政府広報オンライン

いやマイナンバーカードの意味よ?とは思いつつ、柔軟な対応をしてくれてる京都府らぶ。

一方困ったこととしては、公共交通機関の値段の高さとエスカレーターの無さっぷり、祇園近辺のオーバーツーリズムっぷりでしょうか。
この辺はまあでも、今のところ許容範囲というか、最初からわかって移住したのでね。


京都在住の方のワインコミュニティにもちゃっかりと入れてもらい、楽しくやっております。
沢山の方に親切にしていただき、本当にありがたい。
自分もこれから移住してくる方、旅行に来る方に親切にしたい所存です。

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