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ホンマに良かった…~第73回税理士試験・簿記論合格しました!~

 こんにちは!旅ギナーのT.M.Y.です!

 今年の6月に自己紹介の記事をアップした際、

(前略)平日はフルタイム勤務をしておりますが、それと並行して、とある国家試験に挑戦中です!試験がまもなくなので、ラストスパートをかけ始めております!

2023/6/24公開記事「記事20本超えたところで・・・~自己紹介!!~」より

と投稿いたしました!
 この国家試験というのが、8月に行われた「税理士試験」でした!

 その結果発表が先日あり、見事私が受験した科目「簿記論」で合格を勝ち取ることができました!!

もう感無量ですね~!!

 ここまで感無量になるのも無理はないと考えております!

  • 年1回、2時間の1発勝負

  • 合格率は15~20%前後(つまり5人に1人も受からない)

  • 結果が来るまで4ヶ月、かつ通知は郵送のみ

 など、心臓に負担がかかる要素が山ほどある試験を突破しましたからね~!

 ということで今回は、税理士試験までの幾多の困難を中心に、ここまでの軌跡をお話いたします!


1.税理士試験の概要

 まずは簡単に、税理士試験の概要をお話いたします!

 税理士試験は、科目が合計11科目あり、そのうち5科目合格すれば、晴れて税理士になれる権利を得る(※)という仕組みになっております。5科目合格すれば、官報に掲載されることから、「官報合格」とも言われ、それに対して1~4科目合格の場合は「科目合格」と呼ばれています。
(※)別途実務経験が必要です。
 
 この5科目の中に、必ず「簿記論」と「財務諸表論」という科目は入れないといけません。また「法人税」「所得税」のいずれかが入っていないといけません。一方、1年で5科目一気にとる必要はありません(というかほぼ無理です)。私のように働きながら受験される方は1~2科目、学生などは2~3科目受験される方が多いと聞きます。
 更に、1科目合格すれば、その合格の有効期限は終身ですので、5年おきに合格して税理士になりました!でもOKな試験です!ですので「制度的には」取り組みやすい試験だと考えます。…「制度的には」ですが(笑)

詳しくはこちらもご参照ください!国税庁のHPです!

2.試験日までの幾多の困難

 ①実力テストの点数が壊滅的

 「制度的には」受けやすい税理士試験に向け勉強し始めたのは、昨年の9月でした。9月の真ん中にFP3級を受験していたため、他の方に比べて遅めのスタートでした。当初は独学も考えましたが、周りの勧めもありTACに通うことにいたしました。
 最初1ヶ月はそつなくこなしていましたが、減価償却や貸倒引当金の計算から躓きだし、あれよあれよと成績が低下。一通り基礎の内容を勉強し終えたタイミングでも全く自分のものになっておらず、くらいついていくのに必死でした。

 年明けから、実際のテストを模した実力テストを、1~2週に1度受けておりましたが、下から数えた方が早い順位にずっとおり、2~3回は受けず終いというテストもありました。もうそれくらい参っていましたね…

 ②全国公開模試で25点

 ずっと超低空飛行がいた日々を過ごしておりましたが、更に高度が低くなる出来事がありました。それが6月にTACが実施した「全国公開模試」です。イメージしやすいのは大学入試とか高校入試の模試みたいな感じですかね?TAC受講生だけでなく、独学でされたり他の学校に通われていたりした方も受験されていたテストでしたが、この時の結果が、何と25点…
 まぁ平均点が32点か何かだったので、それを聞くと仕方がない部分もありますが、決して良い点数ではなく、このままでは今年は厳しいとも考えておりました。

 ③試験日前日に高熱

 それでも合格に向けて勉強し、いよいよ試験日まであと少し…と思っていた試験日前日、なんか朝からだるいな~と思い、体温計で体温を測定しました。すると、近年稀にみる高熱を出しておりました…(具体的な温度は伏せておきます。)勿論翌日の試験が頭をよぎり、ここまでの苦労が…とも考えましたが、とにかく今は水分と塩分を摂って体を休めないと…と考え、家にあったアクエリアスの粉末を溶かし、それを飲んでは尿を出す…ということを繰り返しておりました。
 その甲斐あって、なんとか当日出発前には平熱になりましたが、試験会場までの道中、お守り代わりにアクエリアスとルル内服液を買って、試験直前にルルを飲んで、コンディションを整えました。
 無事試験は終了しましたが、試験が終わったという解放感は全くなく、その後家で寝ていたことしか覚えておりません…

3.合格発表日

 今年の合格発表日は11/30でした。この日に、まず官報が発令され、5科目合格した方の氏名が公表されました。またこの日以降、順次試験結果が郵送され、国税庁が近い首都圏から、各々の吉報や悲報がXを介して入ってきました。

 そして12/1、とうとう私の家にも。
 当日妻が終日家にいたので、届くや否やLINEで教えてもらうよう伝えておりました。夕方妻からLINEが入り、トップ画の写真を見た瞬間、職場敷地内で声を上げてガッツポーズをしました!
 
結果をお世話になった方々に報告すると、皆さんから本当に温かいお褒めの言葉を頂きました!中には、ずっと見守ってくださっていたからの言葉もあり、職場で本当に泣きそうになりました…
 その帰り道に投稿したXがこちらです!

 前半の行は、試験日当日に投稿した言葉を受けての言葉ですが、それ以上に言葉が見当たらず、とにかく感情むき出しになりました!

 家に帰り、この実物を見ると、なんか色々な苦労が沸き立ってきました。そして夕食時、率直な感想を妻に伝えると、とうとう感情を抑えきることができなくなり、数年ぶりに号泣いたしました。
 なんか本当に、少しは努力が報われたんかな?と、心の底から思った瞬間でした!

4.まとめ

 ということで今回は、税理士試験の科目合格のご報告を兼ねて、合格までの軌跡をお話してきました。
 今回は、どちらかと言えば大変だった部分を前面にお話してきましたが、本当に沢山の方にこのしんどさを理解、共感して頂きました。また試験に向けて、本当に多くの方に激励の言葉を頂きました。その方々に、ほんの少しかもしれませんが、恩返しができたのかな?とも感じでおります。

 間違いなく今回の合格は、私1人の力ではありません。支えてくださった職場の方、TACの講師の方、友人、知人、そしてなんといっても家族。全ての方に感謝してもし尽くせない限りです。(この記事をご覧になっているかどうかわかりませんが、)本当にありがとうございました!!

 この感謝の気持ち、自信、そして最後の最後の最後まであきらめないことを忘れずに、来年2科目目に挑戦していければと考えております!

 今回は以上です!


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