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居場所を変える

2014年の8月にここに来てからもう7年。そろそろ地元に帰ろうと思う。この7年で色々経験できた。



部長職、見知らぬ土地、新しい友達、地方、退職、独立、新規ビジネスの立ち上げ、人脈、コロナ、etc



地元を離れて過ごしたこの土地も、思い出深い第二の地元。いつかまた戻って来たい気もする。地方は気楽だ。



しかしいま、この歳で居場所を変え、仕事を変え、また戻ろうとしてる。地元に住み、都会で仕事をする。もう一度それに戻る。どんな意味付けをしたらいいのか。この7年を振り返ったとき、私の人生にどんな意味をもたらした7年だったってことになるんだろうか。



ここにいる間に経験したくないことは、親の死。両親との別れの時にここにいたくない。そうすべきではないような気がする。具合が悪くなってからでは遅い気がする。親ともう少し密に過ごす必要がある気がしてる。コロナのこともある。希薄になって、それが当たり前になって、その中で終わるのは良くない気がしてる。



潮時



そういうことなんだろうと思う。感覚的な直感的な。



潮目



も変わってる気がする。組成も含めて自分を形成しているものも変わりつつある。



まずは、一人での生活を始める。良く知った土地で良く知った家で、一人ですべてを始めようと思う。



あと何年生きられるのかわからないけど、もうそろそろ生き方を定めてもいいのかもな。




勤め人をやめて色々な人と出会えた。みんなそれぞれ懸命に生きている。この二年、その真似事をしてみた。その中で見つかったものもあるし見たくなかったものもある。見えてなかったものが見えてきて、自分に心地よく正直に、そして何より自分のために、いま居場所を変えようと思う。


新たなステージへ。自分のために。
ようやくきちんと自分の足でしっかりと立とうと思った。


人は変わる。

居場所を変えることはとても大切。
変えたくない思いを断ち切って、悩んだ末に出した答えは間違ってなかったってことがこれまでも何度もあった。

今回の選択がそうであることを祈りつつ。あとどのくらいあるかわからない人生を丁寧にきちんとやっていこうと思う。


明日の私はそれほど変われないとしても
一歩ずつ、与えられる人から
与える人へ変わってゆけたなら

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