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【大きくて深い ”いれもの” をつくりたい】

「ルート411」という楽曲のレコーディングが始まりました。
国道411号線(大菩薩ライン・青梅街道)のツーリングを歌ったこの歌は、丹波山村のライダーズカフェ、多摩里場に集うライダーさんにもレコーディングに参加してもらいます。

先日は、たかみ君(アコースティックギター&コーラス)のレコ。
畳にあぐらでザ・宅録。座・宅録。

終わった後、二人でゆっくりご飯を食べながらいろんな話をしました。
え!?そんな道を歩いてきたの!!?って、きっとお互いに、思っていた以上の凸凹人生。まぁ、そういういろんな世界を見てきたから、お互いが鳴らす音に魅力を感じるのかな。

スマートな美しさだけじゃない、にんげんの歪な魅力みたいな音を表現できる音楽でありたい。そういう想いが、この村にきて日に日に強くなっています。でも、まだまだ今の僕は、クリックが正確に刻んだリズムに合わせたくなってしまうし、外れた音程はピッチ修正したくなってしまう。いびつさを、心地よく受け取れる表現がどこにあるのか。どんなバランスなのか。
試行錯誤は、まだまだ続きそうです。

この歌で大切にしたいのは、バイク乗り一人一人がもつ個々の世界。
いろんなカタチの「ルート411」を受け止められる、大きくて深い ”いれもの” をつくりたい。

のっち

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