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第二子出産レポ⑤生後11日の発熱

第二子育休中につき、妊娠出産を振り返ってみたいと思います。

2019年8月7日 第一子👦
保育園に通うやんちゃざかりの3歳
2023年4月18日 第二子👦
予定帝王切開で生まれる

退院直後の次男発熱、入院騒動について、、、😢

生後11日、発熱🥵

産後の痛みを乗り越えてから次男初対面うんぬん〜の感動エピソードはすっ飛ばし(書けたら今度書く)、退院してからの話になります。

出産からまるまる1週間経った日、退院前診察でOKが出たので、私は予定より1日早く退院することにしました。
私の経過はすこぶる順調、生まれた次男も飲み方が上手で毎回の経過観察で助産師さんに褒めちぎられ、次男は生後7日目にて自宅へ帰りました。

退院した翌日あたりから、なぜか次男が咳をし始めました。飲んだ直後にむせる咳は長男の時から経験がありましたが、どうもそんな感じではない。
さらにその翌日から鼻水も出てくるようになりました。

さすがにおかしいよな、2週間健診で聞いてみようかなと構えて数日お世話をしていましたが、退院して5日目の朝、ついに生まれて11日目にして次男に38度の熱が出てしまいました、、、

「新生児_発熱」で調べると、どのページでも『生後3ヶ月未満の発熱は早急に病院を受診するように』と書いてあります、、、さあどうしよう。

病院に行かねば!たらい回しに涙😢

受診が必要だ!となって私が取った行動は以下。
なお最悪なことにこの日は日曜日、しかもゴールデンウィークの真っ只中でした。

①生まれた産院(小児科併設あり)に電話
→日曜で小児科医不在のため本日中の受診は不可。休日当番医に電話するように言われる

②その日の当番医の小児科に電話
→日齢を伝えると、対応不可。市の休日診療所に電話するように言われる

③市の休日診療所に電話
→簡易的な検査は出来るが、入院が必要になる可能性があるので精密な検査と入院が可能な施設にかかることを勧められる。市内にある大学病院、総合病院の二箇所に電話するように言われる

④総合病院(自宅から車で5分)に電話
→診察は出来るが、急患が立て込んでおり夕方くらいまで待つことになるかも。紹介状がないこともかなりちくちく言われ、どうしますか?と言われたのでもう一方の大学病院にかけてみることに

⑤大学病院(自宅から車で15分)に電話
→ベッドが満床のため受け入れ不可。④で断られた総合病院か、車で1時間くらいの別の大学病院に電話するように言われる

⑥大学病院(自宅から車で1時間)に電話

→到着次第診察OKとのこと。受診を決める。

いやー見事なたらい回し!
受診を決めてから病院が決まるまで1時間くらいかかりました。
もう途中で心折れそうで、泣きそうになりながらひたすら電話してました。
ちなみに電話の最中、夫は仕事に行く準備、長男は土日泊まりで手伝いに来てくれていた実母が見てくれていました。次男は体調が悪いからかずっと寝ていました。

いざ病院へ!の前にも一悶着💨

いざ病院が決まったものの、出発までにはまだまだ調整が必要です。1番困ったのは、病院には誰がどうやって行くか。

保護者として当然ながら私は行きます。
夫はこの日昼から泊まりがけで仕事でした。

我が家には自家用車があり、私も普段は毎日保育園の送り迎えで車の運転をしているので運転には慣れています。
しかし何せ私もまだ産後11日、、、
夜のお世話もあり寝不足だし、貧血感やまだ少しお腹の痛みも残る中で、初めての道を片道1時間赤ちゃんを乗せて1人で行く自信はありませんでした...🥲

手伝いにきてくれていた実母も免許はありますが、知らない道を1時間、普段乗り慣れない車の運転は不可能。
ということで、夫の父に送迎をお願いすることにしました。
夫の父はこれが次男と初対面!こんな形で申し訳なかったです、、、💦

(我が両家の親の状況はこちらの記事で紹介しています👇
https://note.com/tabatay42/n/n6af14e12a357)

産後初めてのお出かけですが、取るものも取り敢えず迎えに来てくれた実父の車にチャイルドシートを付け替え、次男、私、夫父の3人で病院に向かいました。
(夫は事情が変わったらすぐ連絡してとの言葉を残してとりあえず出勤していきました)

公共交通機関の選択肢も考えましたが、体調の悪い次男を人の多い電車に乗せるのは抵抗がありました。
あとはタクシーが選択肢でしたが、呼ぶまでに結局時間もかかるし、帰りの交通手段もまた考える必要があります。
ということで、自家用車の移動が第一優先でした。

(あとから新生児の発熱について調べてみると、休日で受け入れ先もなかなか見つからない、どんどん子供の体調も悪くなるというような状況の場合は、救急車を呼ぶことも選択肢の一つのようです🚑)

受診、発熱の原因判明🌡

病院は夫の実家から車で30分くらいのところで、かつ夫母の実家のすぐ近くなので、夫の家族にとっては馴染みの深い場所です。
そのため、夫母も午前中どうしても抜けられない用事を済ませて、病院で合流してくれました😭

発熱外来へと通され、到着してわりとすぐに、防護服を着た看護師さんによる問診と検温。やはり38度の熱がありました。

その後急患担当(?)の小児科医の先生に呼ばれて診察を受けました。

『生後11日...?2週間検診は?まだだよね。アレルギーは?わからないよね。』

などと聞かれます。

『兄弟はいますか?』

と聞かれて、

  • 3歳のお兄ちゃんがいること、

  • 兄も咳と鼻水の症状があること(実は退院前あたりから咳鼻水が出ていてかかりつけの小児科で薬をもらっていた)

  • 保育園で流行っている病気は特に聞いていないこと

などを伝えます。

その後、熱の原因を特定するために抗原検査を受けます。
コロナ、インフル、RS、溶連菌など、よく子供の発熱で名前を聞くような感染症はほぼ調べてもらいました。

結果、アデノウイルスが陽性とのことで、ひとまず原因はアデノの疑いが強いでしょうとのこと。
ただ、より重篤な病気がないかの検査をすることと、様子を見るために数日入院になると言われて別の専門医の先生にバトンタッチとなりました。

精密検査と入院へ

次男はその後、別の専門医の先生が到着され、入院のベッドの調整などをしてもらっている傍ら、追加でいくつか検査と処置をしました。
採血をして血液を調べる、ルートを確保し水分補給のための点滴、肺炎になっていないかのレントゲン撮影。

採血やルートを取る処置の際は、お母さんは部屋から出ててくださいねーと言われて、退出します。
処置室のすぐ外で泣き声だけが聞こえてきます。
まだ生後11日なのに、、、胸が張り裂けそうでした。

ちなみに子供に採血などをする際、親を退出させるのは理由があるようです。病院によって方針も違うよう。

レントゲンは、私も準備を手伝いました。
点滴に繋がれた次男を抱っこでレントゲン室まで連れて行き、レントゲン台に載せて服を脱がせ、動かないように固定します。

まだ首も座らない、生まれて11日の赤ちゃんってどうレントゲン撮るのかと思いましたが、頭を固定、網でグルグル巻きにされ、台を垂直にして撮りました。

撮る瞬間は退出して見えませんでしたが、
レントゲン室のドアから出て行く時、
台に貼り付けられ垂直に立ち上げられていく次男が大泣きしている様子を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまい思わず涙してしまいました、、、😢

(もちろん必要な処置だとわかっているので、受け入れて検査してくれた病院には心から感謝しています!)

しばらく待ち、検査結果が出たところでレントゲンや血液検査の結果を細かく見ながら、重篤な病気はひとまずなさそう、アデノによる発熱でしょう、熱が下がっていつも通りの哺乳が出来るようになるまで1週間程度の入院です。と説明いただきました。



次回は今議論の俎上に上がり始めている、付き添い入院についての経験談を書いてみたいです。

また今回、たらい回しについてネガティヴに感じた私の気持ちをそのまま書いていますが、一方医療の現場に目を向けると恒常的な人員不足、過酷な労働環境といったギリギリのなかで地域の医療を守ってくれていることもまた然り。
一方的に医療現場を責める意図はありませんし、むしろ受け入れてくれる病院があったこと感謝しています🙏

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地域医療の構造化特集、読んでね。


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