月曜までに共有します
こんばんは。
ダダサバイバーというクソなスマホゲームのせいで完全に土日をつぶしました。
こうなってくると人間なかなか焦ってくるものでございまして、刻々と近づいてくる月曜日の陰におびえながらこの文章を書いています。
小学生の頃に町田のアニメイト前の通りをシャーマンキングの単行本を読みながら歩いていたら通りすがりのヤンキーに「これ要る?」とAVを手渡されそうになった時以来の緊張感です。
あるいは中学生の頃に鬼混みの電車の中で「”邪魔”なんだよ……」と女子高生にすごまれた時以来でしょうか。
ここまで書いたところで、傍らに垂れ流していたYouTubeから呪術廻戦のネタバレを食らいしばらく横になっていたためもうあと15分で日付が変わってしまいます。
俺が(勝手に)noteに設けている締め切りは「(できれば)週1更新」です。いっぱい書いた週もあるし勘弁してください、と自分にお願いしたところ承認されたので今週は遅れます。緊張感に触れといてそれはないだろと自分でも思いますが、だって日曜終わるまであと10分なんだもん。
noteの締め切りはこのように自堕落に任せて変更できます。
というか、俺のnoteの更新が遅れて悲しむ人などいないので今のところ永遠に自分との戦いです。
ところが仕事の締め切りとなるとそうはいきません。
俺は現在とある企業で働いており、常に何かしらの締め切りが訪れます。
それは定常業務の場合もありますし、プロジェクトで振られたタスクの場合もあります。特に後者の場合は多くの関係者が絡んでくるので、とにかく飛んでくる球を打ち返していくイメージです。
爆弾ゲームに近い場合もあります。自分が抱えているうちに爆発しないように次の人へ渡していきます。その場合の反発もケアするため、事前の根回し・裏でのコミュニケーションも欠かせません。なんとくだらないことか。
もう少しこだわりたいと心のどこかで薄っすら思いながら、スピード感落ちるしなを言い訳にして次の人へ投げ、喫煙所でタバコを吸いながらスプラトゥーンの実況を観ています。
言わなくてもわかれよ。をグッと飲み込んでは何回も前提から説明して、他業務の兼ね合いもある中で大変恐縮ながら~等と思ってもない一言を添えてメッセージを送り、喫煙所でタバコを吸いながらバキ童チャンネルを観ています。
Done is better than perfectなんて言われるまでもなく、毎日毎日小さな締め切りを守るためにあくせく働くわけです。
そのストレスたるや、どれほどのものでしょうか。俺が羽川さんだったら今頃東京は草も生えない砂地になっていたかもしれません。
とはいえ、締め切りがなければ俺は立ち行かないだろうなという確信もあるのです。ぜ~~~~~~ったいに、何事も、俺に任された森羅万象を、一歩たりとも前に進ませない自信があります。
もはや定期的悪夢によって歩かされないとダメな体になってしまっています。そうして毒素を溜め込んだ自我を週末のダダサバイバーで開放するわけです。ディフェンサーで一方的に敵を鏖殺している時だけ視床下部から伝達される物質があり、その味は甘美で仕方ありません。
まるで仕事に不満があるように書いてしまいましたが、実際のところ仕事は飯を食うためと割り切っています。
その味がうまかろうとまずかろうと、とりあえずは良いと思っています。
死なないことが第一優先なわけで、それが果たせているだけでヨシです。
締め切りがあるおかげで成り立っていると考えれば、むしろ感謝すべきかもしれません。
定期的に訪れる悪夢でありながら、それによって背中のゼンマイを巻き直される。それが締め切りの功罪です。
今日だってそうです。一日中やらなきゃなと思いつつ、火が付いたり消えたりしながらもなんとか駄文を錬成し、世に放たせていただいております。
ただ不思議と追われるストレスはありません。
追われながら書いているうちに、脳みそのあんまり使ってない部分があったまってきて心地いいのです。いや1週間程度で冷えてんじゃねえよとは思いますが。
何になっているかはわからないし、こうなりたいという確たるビジョンもないのですが、森羅万象のうちの指毛一本分くらいはどうにかなったりすればいいな。
いやオメー、締め切り守れてないじゃん、それで何も変わるわけないでしょうという気持ちはわかります。そんなときに打ってつけの言葉を俺は社会で拾ってきました。タイトル見てください。そういうことです。
おやすみなさい。Thank you
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