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5/11〜15の日記

5月11日(月)
日記、1週間休みました。連休だったし。連休?いやもはや関係ないのか。緊急事態宣言も延びたし。しかし宣言が延びるって表現どうなんだろう。宣言て何、状態? まあとにかく連休明けにやることはいつものように山のようにあるのでひたすらこなしていくのみ。自宅勤務バイトさんが月火のみ動けるということで、日曜のうちに頼むことをまとめて送る。そこそこ手間がかかる。こう、システマチックに、ワークフローをしっかりするとかなんとかしないといけないのだろう。自分内では結構やってるつもりだけど、たぶんそれ違うやつ。
新刊搬入になり毎日発送作業があるが、郵便局が3時までなので、その時間内に準備するのに超集中するので、出し終わったら疲れ切ってしまう。そんなわけで読まないといけない原稿に取りかかれず、毎日開かないままカバンの中で家と会社を往復している。

5月12日(火)
『仕事文脈vol.16』発売日。発売日ブログ、SNSで記事紹介、web版の更新など。この時期に出すということで、販促、受注も手探りで準備期間も短かく、積極的に動くことも控える気持ちもあり、静かなスタート。直取引書店さんも、事前注文は少なめだったが、ここにきて営業再開始めるお店も増えてきて、少しずつ発注が入ってくる。メールでのやり取りで近況を報告して、無事を確認し合う。こんな時に本を届けてもらうことは本当にありがたく申し訳なくもあり、発送の荷物に何かお礼を、と思いつつ、郵便局営業短縮問題で時間との戦いで、あっさりモノだけ送りつけてしまいました…余裕のなさ…

5月13日(水)
新刊の束見本が届くので、それに合わせて出社。連休明けから平日は毎日事務所に行っている。本が出て発送もあるし、次の新刊の校正もあり、モノを扱っているのでリモートではできないので。印刷、倉庫、取次、配送、みんな動いている。営業時間を短縮したり、受渡しを郵送にしたりということはあるが、止まっているところはない。そうやっている業種は多いだろう。休業要請されていない業種の方が、またリモートでできない仕事も圧倒的に多いだろう。そんななか、家から出ないでください、外出は控えて、気が緩んでいる、苦労が水の泡になるとか、脅しのようなことをなんで連日言われ続けなきゃいけないのか、と腹立たしい。

5月14日(木)
今日は色校正。刷り上がったばかりでまだ乾いていないかも、というホヤホヤの表紙。きれいに出ていてよかった。本文完全データ入稿なのでもう直しはないはず、と念校のつもりでみていくと、ちょっと看過できないところがいくつか…どういうことなんだろうといつもいつも思うが、人間は圧倒的に間違えるのである。誰のことばだったか。
この本の発売は今月末、もう2週間しかない。遅れていた書店注文書をようやく作る。なぜか事務所のiMacのインデザインが調子悪く固まってしまうので、自宅のMBAで作って事務所で出力。もう1台持ち帰っていたProをまた事務所に戻し、2台併用してやりくりしている。辞書が入ってるiPadminiは持ち歩かなきゃいけないし。パソコン1台あればどこでも仕事できる?そんなことあんの?

5月15日(金)
7月新刊の表紙、本文PDF、造本設計届く。シリーズものだけど前回より複雑な印刷、ページ数も大幅増で、見積がおそろしい。読めない。価格も再考だろう。
4、5月新刊が少しずつ延びて、2本は発売日が決まった。残り2本は、完全にコロナの影響での遅れ。感染はもとより政府対応に心が乱されている人、日本よりはるかに深刻で、厳しい制限のある国にいる人。無理強いはしたくないので、形になるまでゆっくり待っている。
今週は検察庁法改正案反対の動きが広まり、採決先送りに結びついた。政権に好きにさせない、政治に口を出すという新しい生活様式が生まれている。

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『夢を描く女性たち イラスト偉人伝』ボムアラム著。韓国翻訳書です。5月30日発売予定

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