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【インタビュー】通勤がなくなった#1 「効率的に仕事はできるが『働くってこれでいいのかな』」(仕事文脈vol.22)
コロナ禍から在宅勤務に切り替わった、転職してフルリモートの環境になった、フリーランスになり出勤先がそもそもなくなった……など、さまざまな理由から通勤がなくなった人たち。その後暮らしや働き方にどんな変化があったのか、3名にインタビューしました。(取材・文:浪花朱音)
効率的に仕事はできるが「働くってこれでいいのかな」
トッポさん(東京、IT企業勤務)
コロナ以降、週5日のリモートワークとなったIT企業で働くトッポさん。2021年より現在の会社に勤めるが、もともとは出版関係の仕事をしていた。
「前職ではコロナ以前から、会社としてワーケーションを勧める制度がありました。コロナ以降はリモートワーク推奨だったんですが、どうしても出版の仕事ってゲラの確認や校正作業が必要で、出社しないとできない作業が結構あったので、コロナになってからも僕は週3、4日出社していました」
Webコンテンツも制作していたことからつながり、現在の会社に転職したのは2度目の緊急事態宣言が出た頃。完全なる在宅勤務が始まり、戸惑いがあったという。
「フルリモートの環境が初めてで。その環境にも慣れなきゃだし、新しい仕事にも慣れなきゃと、最初は結構大変だったかもしれません」
反対に、まだ馴染みの少ない職場で仕事を覚えるにあたり、リモートだからこその良さも感じていた。
「わからないことばかりなので、基本Teamsというチャットアプリを使って質問しまくっていました。チャットだとお互いのタイミングで返信ができるのがよかったですね。会社にいると『質問いいですか』って尋ねて、相手の手を止めちゃうことになるので、そのハードルは低くなった気がします」
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(画像はトッポさんが実際に使 っているものではなく、アプリ のトップ画面より)
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