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6/13〜6/18の日記

6月13日(月)
たくさんの出荷・発送の合間に「愛書家の楽園」のリーフレットの校正。来年刊行の書籍について著者とスカイプで打ち合わせ。

6月14日(火)
EMSを送る必要が出てきて、ちょうど今月から事前に送り先やインボイス(納品書のようなもの)をネットで登録しないと送れないと知り、いろいろと調べてなんとか発送。
空がどんよりとしているので、ずっとコーヒーを飲んでいた。友人からもらったミャンマーのコーヒーは、ミルクや砂糖なども混ざっているインスタントタイプだけれど、ドリップ用のコーヒーのような粉が大量に入っていて、それを沈めてから飲む。

6月15日(水)
たくさん発送があり、その間にブックオンデマンド(注文を受けてから作成するオーダーメイドのような書籍)のサンプルを発注した。別の一冊をすでに作成してもらったのだけれども、外見だけからはわからないぐらい綺麗な本が出てきて、技術の進歩に驚く。

6月16日(木)
必要な記事や論文があったので国会図書館に直行。まだ入場制限が続いているけれど、11時までと夕方4時以降なら予約なしに入れる。石の巨大な柱が何本も立ち、モザイク画のような床が広がる、とても重厚な建物で「文化を守るぞーー!」という感じが伝わってきて好きだ(それに比べたらオリンピックのペラッペラの建物は……)。カウンターの上には「真理が我らを自由にする」と刻んであり、その字を見るごとに背筋が正される思いがする。昔聞いた話だけれども、国会図書館の敷地はもともとドイツ大使館で、国会との距離の近さは当時のドイツの日本に対する影響力の強さを表していたんだそう。
必要なページを探す途中で、たまたま学会誌の中で素晴らしい論考を見つけて、著者の他の論文などを請求しているとあっという間に夕方に。売り場にご挨拶にうかがってから、5時からジュンク堂書店池袋本店さんで「愛書家の楽園」のフェアの会議。

6月17日(金)
取次から支払いの内訳の書類が届いたので、2か月分の注文数・返品数・在庫数の確認と計算を始めた。
夕方、『仕事文脈 vol.20』の打ち上げと次号のネタ出しを兼ねて、小沼さんが会社に来てくださり、浪花さんとはオンラインで結んだ。宮川さんがいつの間にかパエリアを調理してくださり、それがとても美味しかった。

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6月18日(土)
下北沢のおしゃれなショッピングモール reloadさんがオープン1周年記念でブックマーケットを開催してくださったので、交代で販売にうかがった。お客さんからよく「お店ってどこなんですか? 買いに行きたい!」と聞かれるので、そのたびに「(書店じゃなくて)出版社なんです」と答える。おしゃれな服を着た人たちが、楽しそうに行ったり来たりしていて、素敵な場所だなーと思った。次回の販売は(今のところ)7月23~24日(土・日)に浅草・台東館で開かれるBOOK MARKET 2022です。ぜひ遊びにいらしてください。

(山口)


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