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占い師がブログを持つ意味。集客・情報発信以外の理由

こんにちは。副業占い師の間木五己(まぎいつき)です。

当記事で言いたい事は以下。

占い師として活動するならブログは持っておきましょう。

以上。

こう言うと次のような反論があるはず。
「情報発信ならTwitterでもできるよね?」
「プラットフォームに備わっているブログ機能で十分」など。

でも、ブログという譲渡できる媒体を持つこと自体が重要なんです。

占いマーケット(メルカリ・ココナラ・MIROR・WORDS)で十分に活躍されている占い師を名前を検索してもブログどころかSNSもしていない方が見受けられます。ほんとうにもったいないです。


占い師がブログを持つ意味とは?

占い師でもブログを持っておくと便利です。いろいろと道が開けるためです。さまざま利点があるからこそ、占い師が「ブログを持て」と言っているわけですね。

このあたりについてはもう議論され尽くされている話題です。
だとしてもスポットが当たる部分はほとんどが「集客」と「情報発信」。
集客に関する記事は本当に多い。それだけ重要なのが集客ですので当然ですね。極論、占いの腕が悪くても集客さえできればどうとでもなりますから。ただ、当記事では私自身の経験を絡め、すこし違う視点から語ってみようとおもいます。

ウェブサイト・ブログ・アカウント一式は売れる

先に結論を申しておきます。ブログは売れます。サイト売買ですね。
ブログも含めてアカウントやメルマガの登録者リスト、コンテンツは当然のごとく売れるでしょう。重要なのはあなたの占い師名(ハンドルネーム)も売れるという点。そして、いままであなたが蓄積してきた目に見えない信用さえも売れるのです。

ですが、個人で活動する占い師はサイト売買と相性が悪い。
なにせサイト購入者は通常「属人性」を嫌います。
その人でなければ運営できないウェブサイト・ブログは手に余るのです。

ときどき見かけるのですが、運営者の口調や採用する話題などが変わっているブログがありますよね? すべてがとは言えませんが、そのなかにはサイト売買により運営者が変わったブログもあるでしょう。運営者の持ち味で保ってきたブログは運営者が変わるだけで質が変わります。質が変わると読者層も変わり、ページビューも下がるおそれもともないます。

ですので、すくなくとも副業占い師業界ではサイト売買はまだまだ浸透していません。しかし、退職金代わりにサイト売買は最良です。占い師として活動してきた事績を売却できるのですから。まとまった額が一挙に入ってくるでしょう。占い師を辞める人にひっそりと去る人はすくなくない。
私としては非常にもったいない行為だとおもっています。

売却額はいくらになるのか?

私がはじめてサイト売買をしたのは10年ほど前。
当時は売却額の相場は平均利益の12カ月ほどでした。
月1万円の利益があれば12万円ほどで売却が可能となるわけです。
ただし、実際の売値は買い手によるでしょう。
なにかしらの魅力があれば相場以上で売れることもざらにありますから。

今は多少相場が上がってきて12~24カ月ほど。
売り手優位の世界となっています。理由はPV争いが過熱しているから。
いまや個人でSEOがむずかしく、ブログ運営は厳しい状況。
労力・手間を考えればまとまった額でブログを買ったほうが楽なんです。
また、買い手が欲しいキーワードで上位表示されているだけで、利益ゼロのブログでも売れてしまいます。企業(法人)が市場を広げたいために個人ブログを買い取るケースも珍しくありません。事実、私も法人にブログを売却した経験があります。

ただし、事情があり、相場度外視の低価格(訳アリ)で売却される人もいます。訳ありサイトとしてたまに売り出されるので、売買サイトに張り付いている方もいるほどです。そうなると一時的に相場が下がるので売り時には注意するべきでしょう。

今はラッコM&Aがおすすめ

一般的に個人がサイト売買をする際には各種プラットフォーム(仲介サイト)を介します。

実は時代とともに主流となるプラットフォームは異なります。
ずっとむかしは手数料無料のサイト楽市が人気でした。
買い手・売り手も審査もない。しかし、冷やかしが非常に多い。
詐欺も横行していたため、サイト売買をするのは全体から見ればごく一部だったのです。老舗の仲介サイトもあるにはあったのですが、審査が設けられているため活発ではない。そのような中、あらわれたのがラッコM&Aです。かなりの後発なのですが、売却手数料が無料・SNS連携の宣伝などが功を奏して不動の地位を固めつつあります。
私もラッコM&Aを使用した経験があります。サイト内のチャットが使えるため、やりとりはスムーズにできるでしょう。

購入検討者に渡すデータ

購入希望者に渡すデータ、開示する情報は以下です。

・希望売却価格(税込)
・売上/月(直近)
・利益/月(直近)
※各月の月間収益
・月の平均利益額
・PV/月
・UU/月
・カテゴリ
・収益モデル
・更新頻度
・記事数
・ストック記事数 ※下書き中の記事

など

どこのサイト売買プラットフォームでも同じです。
そのため、交渉の経験や知識がないと一方的にこちらが情報を与えるだけになるでしょう。

なお、競合が調査のため、買い手を装うのは珍しくもありません。

以前はこの手の輩で一杯でした。今でもプラットフォーム側は明確な対処はできていない状態です。自信がない方は売却コンサルを付けるのも良いでしょう。

とくに注意をしてほしいのがサイト・ブログURLの開示です。
何度もやりとりを重ねて信頼できるとおもった方にのみ開示してください。
なにせURLと公開データを突き合わせれば内部事情をある程度把握できてしまいます。「機密情報をくれ」といっているも同然なので、URLの開示を気軽に申請する人は切っても問題ないでしょう。

買い手(購入者)に渡すデータ

契約が完了したら買い手に運営権を譲渡します。
買い手に渡す各データは以下。

・サイトデータ
・ドメイン
・顧客名簿(リスト)
・メールテンプレート
・メルマガ原稿
・ステップメール原稿
・SNSアカウント
ツイッターの場合、譲渡は認められていないので共同運営という体(テイ)をとります。
・コンテンツ(特典ファイル)

注意してほしいこと

最近のサイト売買業界では検収が厳しくなっています。
むかしはそれほど厳しくはなかったのですけどね。
ビジネスとして取り組む方が増えてきたためでしょう。

検収は契約前に、収益がちゃんと発生しているかどうか、事前通達内容に偽りがないかをチェックする段階です。検収期間は収益モデルによって異なります。数日の場合もあれば、数カ月も要する場合もあるでしょう。

検収期間は相手方に一時的なブログ共同運営を渡すのが一般的です。
ワードプレスであれば、ログインパスワードを渡して内部を見てもらいます。この検収段階まで到達できればほぼ売買成約といっても良いでしょう。
故意的な違反行為や虚偽行為がなければまず成約です。

以上で、大体のイメージは掴めたでしょうか?
サイト売買についての説明に終始するわけにもいかないので本筋に戻します。

あらたなビジネスへの資金となる

私が言いたいのは今まで費やしてきた労力を不意にするのは良くないってことです。占い師を辞める時に「立つ鳥跡を濁さず」で痕跡を一切合切消す方がいます。なにかしらの理由はあるのでしょう。ただ、お金に変えずに去るのはもったいないとおもいます。ブログやSNSアカウントを売却すればお金になります。そしてそのお金はあらたな分野に挑戦するための資金になります。時間=人生を削って活動してきたのですから、放り投げるのは惜しい。

占い師は流行っていますが、やはり相性があります。

「副業占い師をしたい、けれどおもったより稼げなかったらどうしよう」
不安ですよね。だからこそ、知っているだけで心に余裕が生まれます。
いざとなったらサイト・ブログを売買できる」と知っているだけで。
活動を続ければお金にならない事態は避けられます。
フォロワーやリストも売買される世界ですからね。
誰も彼もが儲かる、とは言えません。ただ、先人たちが切り開いてきた基本を守っていれば金銭的にはマイナスにはなることはないでしょう。

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