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【占い師さん向け】「上」を目指すなら知っておきたいバックエンドの基本・組み合わせ

プラットフォーム内の稼ぎ方に注力しているライバルを出し抜くチャンスです。

占い師の基本装備

占い師のバックエンドにはいろいろな種類が存在します。ただし、初心者は基本に則るのが良いでしょう。大抵の占い師が持っているバックエンドは以下の2から3つです。持っておきたいのはあなたが実働して稼ぐ「1無形サービス」。「3有形商品」です。私の顧客もほぼ同様の構成のバックエンドを持っています。

1.低~高価格帯のコンサルティングサービスまたは講座
セッション系。占い師が実働して収益を生むバックエンド

2.無形の教材
(例)書籍・教科書代わりのPDFファイル・占いに役立つデータなど

3.物販
(例)パワーストーン・ブレスレッド・お守り

1,2は占い師活動の延長にあるため、比較的つまづくことは少ないです。
ただ、初心者が迷うのが3。3は占い師というよりは「小売業」となるため、ハードルが上がってしまうのが理由です。なぜなら、Amazonや海外オークションで購入したものを転売すればすぐにばれてしまうでしょう。また、仕入れサイトから正式に卸してもらっても高く付く。当然、仕入れサイトを利用している競合は多いため、すぐに埋もれてしまいます。だからこそ、どういった付加価値をどのように付けるか? が課題となるのです。当記事では詳しくは教えられないため、すこしヒントを授けます。

ハンドメイド作家と提携する

以前はハンドメイドサイトから作家の作品を購入。そのまま転売する方法がまかり通っていました。しかし、作家単位で利用規約を設けるケースが増加してきたため、現在ではこの方法を採用するのおすすめできかねます。
打開策としてはハンドメイド作家との提携です。個別に作家をあたり、自身のオリジナル商品を作ってくれないかと持ち掛けるのですね。ですが、うまくいかないとおもってください。単発契約・小ロットでの注文は受け付けてもらえず、門前払いをされるのが普通だと心構えをしておけば大きな傷は受けずに済むはず。

メリットはオリジナルの商品を持てること。小売りにおいてオリジナル商品の保有がどれだけ優位に立てるかご存知ですよね? 無理に付加価値を付ける場面もすくなく、手間もかかりません。デメリットとしては仕入れ費用が高くつくこと。6~7掛けほどになるので「おいしい」とは言えないのです。制作費が発生するためです。「外注費」として支払いをすれば節税にはなるのですが、やはり厳しい。初心者は手を出さないほうが良いでしょう。ほぼ類似品の商品が存在するのにデザイン費を請求される。作家にアイディアを真似される。オリジナル商品だと言われたのに、同一商品を他占い師にも売られてしまう、など。リスクが膨れ上がります。契約で縛らなければやられ放題ですからね。どういったリスクがあるのかを考慮し、それらをつぶすような契約をしなければならず、かといって縛りが多ければ契約してくれません。初心者にとっては障壁が高いと言えるでしょう。

手作り商品をつくる

郵送料(配送料)・メッセージカードの内容や形態。案内状の作成。アフターサービスは付けるか否か。アフターサービスの中身や適用期間。また、事前の許可撮りをしていないどDMは違法となる点にも注意をしなければいけません。

占い師の物販と聞くと「パワーストーン」を筆頭とする鉱石、または占いの道具(グッズ)がまず頭に浮かぶと思います。でも、視野を広げればもっとたくさんの商材が見つかるはずです。簡単に手作りできる占い関連グッズ、お守りもたくさん存在します。不器用な方でもつくれて満足度が高く、差別化が容易な商材もあるのです。あなたが使用する「占術」の領域のとらわれてはいけません。たとえばオリジナルブレンドとかね。ヒントは以上。

たとえばルースを購入して、ケースに入れてひとつの商品とする。一定のテーマに沿って複数のルースやパワーストーンを購入してパッケージングしても良いでしょう。あとは売るだけ。「せこいな」と感じましたか? でも、似たような行為は個人の占い師から法人(企業)までしています。それに違法でもなんでもありません。ただし「どのようなルースを購入し、どのようなお客様にどのように説明してどうオファーするのか」を考え抜かないと売れません。ご注意ください。なお、仕入れサイトに頼りきりになると6~7掛けになってしまうでしょう。これでも物販をする意味がありません。すくなくとも利益率が良いオリジナル商品は持っておくべきです。

どうやらSNSを見る限り、占い師の物販系の情報はあまり出回っていない様子、推測される理由は次の通り。そこまでたどり着く人がすくない。また、初心者向けの浅い情報のほうが売れるから、といったあたりでしょう。プロ向けのyoutuberと、大衆向けに情報発信をするyoutuber、どちらが登録者が多いのか? お分かりですね。そういうことです。

なぜ、物販が必要なのか?

無形サービスだけだとまず疲弊します。売り上げが安定しません。もともと占い師は売り上げが安定しない職業ですが、さらに安定しづらくなります。売り上げという波が荒れる、のですね。それにフィルターをすり抜けてきた「やっかい客」がひとりでもあらわれると「もう、占い師なんかやめよう」とおもってしまう。または気力を失って対応する客数を減らす。回復には時間が必要です。その間に助けてくれるのが物販の売り上げなのです。占い師自身のメンタルケアといのは非常に大きな問題であり、つまづくだけで占いが嫌いになってしまうほど。上手くいっていたのに、突然に引退してしまう占い師は決して少なくありません。

古物商の許可が必要となる場合

物販において必要となるかもしれないのが古物商の許可です。継続的に売買するのであれば生業と見なされるため取得しなければいけません。以下にあてはまる行為をするのであれば古物商許可証の取得が必須となります。

  • 自分が使用した物品をお客さんに売る(新品を古物化して売却)

  • 古物(いちど使用された物品)をフリマサイトやオークションサイトで使用品A(USED品)を購入。Aをお客さんに売る

  • 古物を材料としてブレスレットやアクセサリーを作成し、売る

以上。

以下の範囲で販売するのであれば古物商の許可証は必要ありません。

  • 新品のパワーストーンを購入。検品をして販売

  • 新品の材料を購入。それらを使って商品を作成、販売する

以上。

長期的に運営してくのであれば、無形・有形のバックエンドに限らず「ダウンセル」が重要となってきます。軽視されがちなダウンセルについてはまた別の機会で説明しようと思っています。

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