骨盤帯をみるポイント
こんばんは、だいじろうです。
今回の#10minutes_Writingのテーマは「骨盤帯」です。
私が骨盤帯について重視しているポイントについてまとめていきたいと思います!
骨盤輪としての捉え方
骨盤帯の動きとして「骨盤輪」という捉え方を意識しています。
左右の寛骨と仙骨で構成されている骨盤帯は、仙腸関節と恥骨結合にて連結されています。
それらの関節の動きとして「骨盤輪」という捉え方が大切になります。
例えば仙骨が右回旋した場合、左の寛骨は前内方に回転し、右の寛骨は後外方に回転することになります。
骨盤帯のなかで生じる運動連鎖として理解していただけると良いかと思います。
その運動連鎖に伴い、左の股関節は屈曲・外旋位となり、右の股関節は伸展・内旋位となります。
つまり、仙骨が右回旋した状態で股関節を屈曲する場合、左の股関節は外旋位での屈曲運動となり、右の股関節は内旋位での屈曲運動となります。
その結果、右の股関節のグローインペイン(鼠径部症候群)を呈する可能性があります。
グローインペインの症状を捉えていくときには股関節の機能だけでなく、骨盤帯の機能もしっかりと評価していくことが重要となります。
そういった運動連鎖によって、膝OAが助長されたり、KITOが問題となったりまします。
ぜひ臨床でも骨盤輪の動きを捉えていってみてくださいね!
以上です!
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