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彼女とその妹が家にきた!

ピンポーン

〇:はい

さくら:よっ!


〇:「よっ!」じゃなくてなんでいるんだよ

さくら:まぁまぁ小さい子もいるんだしはやくあげてよ

〇: ……?

そうして下を見ると


〇:あ!和ちゃんじゃん!

〇:あがってあがって!

さくら:なんでさくと和で態度変えるの!

和:さくはやくいこー

さくら:そ、そうだね


そしてとりあえずリビングに招き

さくら:急にごめんね

〇:うん。全然いいけどなんかあったの?

さくら:なんかお母さんとお父さんが家でしたいことがあるらしくて最初はホテル行けって言われてたんだけど.....

さくら:さくが〇〇の家に行きたいって言ったらこうなった

〇:さくの親は家で何したかったんだろうね?

さくら:さくと〇〇がここでやってるようなこととか?笑

〇:それならホテル行く側逆だろ(てか和ちゃんの前でなんてこと話してんだろ

さくら:まぁたしかに

さくら:私たちもヤる?笑


〇:こら!和ちゃんの前でなんてこと言ってんだよ!


そういって和ちゃんを抱っこする


さくら:まぁ和は何の話かわかってないでしょ

〇:4歳だからそりゃそうだろうな

さくら:14歳差ってすごいよね

〇:妹がいるってしか言われてなかったから初めて和ちゃんに会った時びっくりしたよ

さくら:私と和どっちが可愛い?

〇:ん〜〜 ……

さくら:そこ迷っちゃダメでしょ!

〇:ごめんごめん笑

〇:もちろんさくが可愛いよ

さくら:彼氏なんだからすぐ答えてよ‪💢

〇:はーい

さくら:ホントに聞いてる?

〇:うん

さくら:ならいいけど

和:さくおなかすいたー

〇:え、飯食ってきてないの?

さくら:そうなの。家に帰ったらすぐ「ホテル行って」ってお母さんに言われてそのままきた

〇:そりゃ〜和ちゃんはお腹空くよね

和:ごはんつくってぇ

弱々しく〇〇にお願いする和

〇:わかった わかった笑






キッチンに移動し

さくら:今日はなに作る予定だったの?

〇:そば食べるつもりだった

さくら:こんな寒いのに!?


〇:ザルじゃねぇよ!

さくら:なーんだ

さくら:じゃあ私たちもそば食べるの?

〇:いや、怖いから今日は別のやつ作る

さくら:こわい?

〇:そばってもし和ちゃんがアレルギーもってたら取り返しつかんくなるもん

さくら:そばってそんな怖いものなんだ

〇:アレルギー持っててそば食べたら本当に危ないからね

さくら:それにしても〇〇ってホントご飯のこと詳しいよね

〇:まぁね

さくら:さすが料理人!

〇:ただの1人暮らしの高校生です

さくら:同級生とは思えない

〇:さくは壊滅的に料理できないからね笑

さくら:むぅ.....むかつくぅ


〇:嫌ならはやくできるようになってよ笑

さくら:だって絶対家でお母さんのご飯食べるかここで〇〇のご飯食べた方が美味しいんだもん

〇:俺ははやくさくの作るメシ食べてみたいんだけど

さくら:作ったじゃん!半ナマだったけど

〇:あれ結局俺が最後やったじゃん

さくら:しょうがないなぁ〜3年後ね

〇:待たせすぎだろ!

さくら:だって本当に作れないんだもん

和:お兄ちゃんよる(飯)なにー?

そう。和ちゃんは僕のことを毎回「お兄ちゃん」と呼んでくれる

〇:酢鶏と いももち かな

和:いももち!やったぁ!

和ちゃんはいももちが大好物なのだ


〇:ちょっと時間かかるからこれ食べてていいよ

そう言ってチョコを渡す

和:たべてくるっ!



さくら:和ってホントに〇〇のいももち好きだよね


〇:嬉しいけど俺のいももちじゃなくても喜ぶでしょ

さくら:それがねぇ......お母さんがこの前作ったんだけど

さくら:「お兄ちゃんのが好き」って言ってたよ

〇:マジか!!

さくら:なんか隠し味いれてるの?

〇:隠し味ってほどでもないけど.....そこにある調味料を入れてるだけだよ

さくら:〇〇の調味料ってみたことないやつばっかだよね

〇:変なとこにこだわるタイプだからな笑

さくら:でもこの調味料使ったら和が好きないももちになるってことだよね?

〇:うん。子供が好きそうな味にしてる

さくら:私もこの味好きなんだけど...?

〇:子供舌だね

さくら:もうすぐ18なのに......

〇:あと1日だな

さくら:うん

〇:みんな覚えてくれてるといいな

さくら:覚えてるでしょ!


さも当然かのようにいうさくら

〇:失礼しましたマドンナさま

さくら:マドンナなんかじゃないよ

〇:この前△△が「この学校でビジュ1番いい」って言ってたぞ?

さくら:△△くんそんなこといってたんだ///

〇:照れてんじゃん笑

さくら:照れてないし!

〇:右手をかいてるときはだいたい照れてるじゃん

さくら:え...私そんなクセあるの?

〇:うん

さくら:はやくいってよ//


〇:いやだねー

さくら:〇〇のクセもみつけてやるぅ!

〇:怖いこわい笑

さくら:絶対思ってないでしょ!


そんなこんなで話し続け......



〇:できたよー

和:やったーいももち!


〇:食べていいよ

和:いただきます!

アムッ

和:ん!おいしーー!

幸せそうな顔をして食べる和

〇:可愛すぎる

さくら:この酢鶏も美味しい

〇:ありがとね

トントン

和ちゃんがなにか頼みたそうな顔をしている

〇:ん?どうした?

和:たべさせてぇ


〇:ダメだ...かわいすぎて断れん

さくら:和!ちゃんと1人で食べれるでしょ!

和:だってたべさせてもらったほうがおいしいもん!

さくら:〇〇は私のなんだからね!

和:さくはいっぱいお兄ちゃんといるからいいじゃん!

さくら:たしかにずっといるけど.....

〇:(4歳に言い負けてやんの..笑



それから夜ご飯を食べ終わり


和:あれなにー?

元気を取り戻した和ちゃんは好奇心旺盛モードに入った


〇:あれは...お薬だよ(ホントはサプリだけど

和:うぇぇ...おくすりきらーい

〇:子供はそうだよね笑

和:お兄ちゃんはきらいじゃないの?

〇:嫌いじゃないよー

和:へんなのー


さくら:たしかにこんな大量にサプリあるのって変だよね

〇:部活で鍛えるために必要だったんだよ

さくら:やめてから15kgも太った今は必要ないね笑

〇:バカにしやがってぇ

さくら:私そんな太ってないもーん

〇:さくは痩せすぎなんだよ

さくら:そうかなー?


〇:太ったらちょっとは胸大きくなるんじゃない?笑

さくら:ひどい!今だってじゅうぶん.....

〇:ないだろ


和:なにこれー!


どうやら和ちゃんは新しい興味のあるものを見つけたらしい

それは.....「吸い玉」だ


和:これなにー?

〇:(これ子供に説明するのバリむずい...

さくら:肌を引っ張るやつだよ

和:和もやってみたい!

〇:和ちゃんにはやすぎるかなー笑

和:さくはしたことあるの?

さくら:あるよ!ニヤニヤ

不気味にニヤつくさくら

〇:なんだよそのニヤつきは

さくら:どんな場面かもいう?笑

〇:だから和ちゃんの前でなんてこと言ってんだよ!

和:??

さくら:え〜いいじゃーん


〇:和ちゃんお風呂入ろっか

和:はいるー

さくら:無視しないでよ!

それから和ちゃんと2人でお風呂に入り......


和:コクッ コクッ コクッ

〇:和ちゃん眠たい?

和:うん.....

〇:とりあえずベットに連れてくか






さくら:3人で寝る?


〇:シングルに3人はキツイって

〇:俺ソファに寝るよ

さくら:〇〇寝違えるからダメ!

〇:じゃあどうすんだよ!

さくら:だから3人で寝よ

〇:え〜〜

さくら:寒いからいいじゃん

和:兄ちゃんねむい......ウトウト


〇:じゃあ寝るか

さくら:うん


右側に和ちゃん、左側にさくらが寝る

〇:和ちゃん俺のとなりでいいの?

和:うん...こうやってねる

そう言って抱きつく和ちゃん


〇:かわいすぎる......ナデナデ

さくら:むぅぅ......負けてられない!

そういってさくらも抱きつく

〇:なんでさくまで抱きつくんだよ笑

さくら:いいじゃーん


それから2人とも寝てしまい......

〇:(2人から抱きつかれてるって幸せすぎんか?

幸福感にひたる〇〇でした



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