週末レビュー(2020年1月17日)
今年は11日まで年始の休暇を取っていたので、今週仕事始め。月曜日が祝日だったから4営業日の稼働だったんだけど、結構な疲労があって週末はかなりゆっくりと過ごした。
週の出来事と雑感
年末年始の休暇を2週間ほど取ったので、火曜日のスタートは比較的ゆっくりと。取引先や得意先への年始の挨拶を対応しながら、年末に消化しきれなかった課題について改めて段取りを組みなおすのに時間を使った。
週の後半は昨年末から議論していたアップデートしたビジネスモデルの全体像とそれを作り上げ、機能させていくための戦略策定にほとんどの時間を費やした。数年前からは想像もつかないくらい優秀でやる気のあるメンバーが揃ってきたので、どう組織全体としてエネルギーと時間のロスを減らし、かつそれぞれのメンバーが不自由に感じることなく、想像力を働かせて自立した仕事が出来るサポートをするかというのがこれからのフェーズでは必要になってくるんだと思う。
一つ一つのタスクのレビューや進捗のマネジメントはもちろん必要なんだけど、実現したい世界やそこに至るまでの戦略を視覚化・言語化し、事業を作っていく上でのポリシーを明確にした上で、それぞれのメンバーに権限と責任を与え、作り上げてもらう領域をしっかりと受け渡しするということが出来ているか、齟齬が起きてないかを常に気を付け、組織としてのアウトプットに自分が”邪魔をしない”ようにしないといけない。
前職がコンサル業界の下っ端で管理職を経験しないまま、ベンチャーに移ってきてマネジメントをいきなり始めたからか、どうしても管理・モニターして統率を取れた状態で仕事を進めたいという意識が去年の中頃まで結構強かったから、昨年の後半くらいから企画し、実行に落としきって、荒い状態でも機能するようになったら他のメンバーに運営を任せるという働き方にシフトしようとして試行錯誤していたのが、今年に入ってようやく自分の働き方に落とし込めた感覚がある。
管理・モニターそれ単体はほとんど価値を生まないので、多少現場に揺らぎが生じようともビジネスモデルのアップデートのための企画・実行にいかに時間を割けるような仕事環境を作り、目途がついた時点で運営が得意なメンバーにバトンタッチし、拡大を”邪魔しない”ということが今の自分には大切。
もうひとつ今年の心がけとしては、パフォーマンスを恒常的に高いレベルに保つということ。自分の場合、パフォーマンスを低める要因としては、週で平均して1日7時間を切る睡眠不足とタンパク質・炭水化物が大幅に不足した食生活、運動不足が原因の血行不良・筋肉の緊張。
これを解決するための現状の解決策は平日は11時就寝・7時までの起床で仕事が始まる前に体を動かし、しっかりとタンパク質・淡水化物を摂り、午後までに不要なミーティングをせずに頭を働かせる仕事をした上で、午後はコミュニケーションを取る仕事をしたら、不必要に職場に残らず、早めに帰った上でジムで体を動かし、早く寝るという当たり前のこと。当たり前なんだけど、仕事が忙しくなり、睡眠時間が十分じゃなくなるという悪循環に入ると立て直すことがかなり難しい。振り返りの記録も、早起きも気力・体力が並みの自分がいかにハイパフォーマーの中で成果を出し、サバイブするかというための生存戦略の一面もあるので、今年はしっかりと習慣化してレベルアップしたい。
読んだ本・見たもの
二冊ともまだ読みかけだから改めて内容についてはコメントするとして、ハイライトしたコメント部分だけ記録しておく。
リード・ヘイスティング、エリンメイヤー、『NO RULES』
第1章のメッセージ
・リーダーの最優先事項は、最高の同僚だけで構成される職場環境を整えることだ。
・最高の同僚とは、重要な仕事を山ほどこなし、しかも類い稀なクリエイティビティと情熱を持った人間である。
・ジャーク、怠け者、人当たりは良くても最高の成果を挙げられない者、悲観論者などがチームにいると、全員のパフォーマンスが低下する。
リード・ホフマン、『BLITZ SCALING』
2014年にファイルストレージのボックスの創業者、アーロン・レヴィは「新しいコンセプトによって市場をディストラプトしようとしている場合に、1910年に自動車産業の規模を当時の馬の数から推測するような間違いをしてはならない」と述べている。
(中略)その結果、成功したビジネスモデルのイノベーター(インスタグラム、ワッツアップ、スナップなど)は、プロダクトを広く普及させるために費用のかからない独創的な方法を考え出す必要があった。モバイル時代の新しい販売手法は、既存ネットワークの活用とモバイル性という2つの大きなカテゴリに分類できる。
文章書くのも、何かを学ぶのも下手になってるな。今年は気合入れて頭鍛えなおそう。今週も頑張る。
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