理不尽に対する心構えを教えてください。

今日、バイトから上がって何気なくTwitterを開くと、旭川の14歳女子の壮絶ないじめに関する記事があった。そこには凄惨な事件の経緯とそれにいろいろな方向を持ったリプライの数々があった。自分は昔からこのような胸糞の悪い記事を目にすると、被害者の気持ちやこの世の中の理不尽とか不条理について深く考え込んでしまう。

例えば今回の事件の内容に関して言えば、簡潔にまとめた文章を読んで被害者のことを想像する。親に打ち明けられなかった気持ちはどんなにきついだろうか、クラス中に自分の裸の写真を送られた気持ちはどんなだろうか、やっとの思いで相談した担任の先生に見放された気持ちはどんなだろうか。考えれば考えるほど、どれほどの絶望を感じて凍死していったのか計り知れない。

そして次に思うのは、自分がクライメイトだったならクラス中が無視していても止めに入れただろうか。そばに寄り添ってやれていただろうか。将来、子どもを授かったとき、わが子が同じような体験をしているとして、親としてしっかりと守れるだろうか、仕事ばかりに目が行くのではなく僅かな違いに気づいてやれるだろうか、一人じゃないということをしっかりと伝えてやれるだろうか、事実を知ってショックを受ける妻や兄弟のことを支えてやれるだろうか、、、

そして最後に思うこと。それは【自分や世の中に対する不安に対抗するために今何ができるだろうか】ということである。自分はこのような聞くのも嫌になるような事件のことを深く考え込んでしまったときに、

「世の中の理不尽に片っ端から対応していくことなんて無理だから、せめて手の届く範囲で守りたいものを守れるようになろう」

と考える。そのために、いざというときに勇気が出るように日ごろから多くの人がついためらってしまう行動をしてみたり、筋肉をつけて外見から強くなって妻や恋人に安心してもらえる人になろう、とか思ったりする。

ここで、ここまで読んでくれた人たちに質問したい。何かしらの不条理・理不尽に対抗する術や心構え、読者自身の哲学があれば教えてください。自分の意見に似たようなことでもいいのでよろしくお願いします。

ノートン

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