盗難を含む所在不明の文化財
2019年2月1日に、文化庁が情報提供特設ページ「盗難を含む所在不明に関する情報提供について〜取り戻そう!みんなの文化財〜」を開設しました。新聞にも取り上げられていましたので、ご存知の方も多いかと思います。
私も開設されてすぐにページを拝見しましたが、所在不明の文化財の画像が並び、画像をクリックすると各文化財の名称や法量などの情報を閲覧できるというものです。しかし、多くの文化財が所在不明になっているとわかるものの、何件なのかという情報がない。また、刀剣類が多いなということはわかるが結局何件なのかわからない。そして、このうち盗難が何件を占めているのだろうかということもわからない。
後の報道(例えば、時事ドットコムニュース)などで、147件が所在不明で あり、うち28件が盗難と判明していることが明らかになりましたが、こういう情報こそグラフ化したりするとわかりやすいと思いましたので、整理してみました。
ちなみに、国指定文化財を調べていただく際には、「国指定文化財等データベース」や「文化遺産データベース」が便利でしょう。
*これらグラフ作りには、Flourishを使用しました。素敵につくれますね。