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書評『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ 』 : 人につい伝えたくなるコツは一番面白かったゲームが教えてくれた
「ゼルダの伝説 時のオカリナ(以下、ゼル伝)」をプレイしたことのある人は、どれほどいるだろう。1998年に発売された本作は、当時小学生だった私の心をガッチリと掴んで離さなかった。 それまでのアクションゲームといえば、マリオやドンキーコングなどの横ゲーばかり。横に進むだけではないプレイができるゼル伝は、それだけで新鮮だった。 アイテムとアイテムを組み合わせてダンジョンを進める謎解き要素(デクの樹サマで蜘蛛の巣を燃やせず、ひたすらうろうろしていた思い出)。ダークな世界観、ホラ