キャリコンへの道【07】:スクーリング3日目
日本マンパワーさんのキャリアコンサルタント養成講座は全12回なのですが、本日は3日目の内容を簡単にご紹介したいと思います。
3日目の主なカリキュラム
スクーリング3日目のカリキュラムは主にこんな感じ
テーマとしては1つだけですがその内容は非常に濃いものでした。
3日目の主な勉強内容
キャリアコンサルティングを行うために必要な技能
(2)基本的傾聴の連鎖
・質問
質問目的と注意点、種類、効果的な質問方法などを学びました。
特に相談者中心の質問にすることが大切であり、それを効果的に行うことで経験に対する自分の気持ちや考えを相談者自身が深められる。
・観察
面談時の相談者の状態を言語的側面(キーワード、具体性、抽象性)と非言語的側面(しぐさ、視線、態度)からよく観察し、相談者の自己概念がどこに現れているかを観察することが重要。
・はげまし
相談者の語りを促すため、相槌、頷き、繰り返しの効果的な使い方を理解。
・いいかえ
相談者の内容を単なるオウム返しではなく、本質を共感的に捉えて返すことで相談者の言っていることを正確に把握していることを伝える。
・要約
相談者が語った内容をポイントをまとめて短い表現で示す
・感情の反映
感情は相談者のニーズや意味を運ぶメッセンジャーであるので、感情を言語化・明確化することで、相談者自身が冷静に問題を深堀する(自問自答する)機会を作る。
ただし、面談の際には相談者の感情の強さに合わせた言葉を選ぶことも大事であり、相談者の感情とコンサルタントの感情を混同しないよう、コンサルタントは冷静である必要がある。
(3)5段階の面接構造
以下が一般的な面接のプロセス(面接構造)
・ラポールの形成
まずは信頼関係を構築する。
・問題の定義化
情報やストーリーを語ってもらって何が問題かを定義する。
・目的を設定
相談者はどこに行きたいのか何を望むのか目標を設定する。
・選択肢を探求し、不一致と対決する
目標のための行動を援助し、不一致と向き合いながら選択的行動を促す。
・日常生活への般化
問題解決のための行動が実生活の中で実行され、持続されるよう援助する。
3日目の感想
今回学んだ基本的傾聴の連鎖は面談を進めるうえでとても重要であり、これができるかどうかで問題解決へ導けるか否かが決まると言っても過言ではないと思いました。
特に観察は文字通り相談者をよく見ることが重要であるため、メモを取るのに視線を落とすわけにはいきません。
前回学んだメモの取り方も含めてですが、基本的傾聴がしっかりとできるようになる。そのためにはとにかくロールプレイを多く実施するなど場数を踏むことが大事なんだと思いました。
記憶することが苦手な自分はとにかく場慣れして少しでもリラックスして面談ができるようにならないと。。。
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