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Voialy【vol.36】抗う姿に勇気をもらう

voice + diary = voialy
その日あった出来事や気付きを声の日記「voialy」としてお届けします。

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今日は気になるニュースとして、ゴン中山こと、中山雅史さんがジュビロ磐田のコーチに就任することが決まったというニュースについて書こうと思います。

ここ6シーズンは試合に出れず

現在、年齢は53才ということで、2012年に札幌を退団するも移籍先が見つからず。それでもご本人は諦めずにトレーニングをしながらTVで解説者などをやられていて、3年後の2015年にJ3の沼津に入団。
しかし怪我に苦しめられてリハビリで試合には出られず、ここ数年は沼津のユースコーチなどもされていたようですが、6シーズン経ったこのタイミングで古巣ジュビロ磐田からのコーチのオファーを受ける形で退団が決まった。
ということなんですよね。

「引退」という二文字には抗いたい

ご本人はインタビューの中で「引退」という二文字には抗いたいということで、ワードとしても発しようとせず
「”引く退く”の2文字を自分で使っちゃうと、逃げ場がなくなるような感じがする。」
「2文字に抗いたい。受け付けたくない。」
なんて表現をされておりましたが、背景には1歳年上のキング・カズの存在もきっとあるんじゃないかと感じました。
カズは例年通り、背番号「11」にちなんで1月11日11時11分に契約更新をしていましたし、昨シーズンも6試合に出場している。
ゴン中山はずっとカズの背中を見ていた。
フランスワールドカップ直前でカズが代表から外れて、ゴンは残ることに。
そしてフランスでは日本代表としてカズの想いも背負って戦い、日本代表のワールドカップ初ゴールをゴンが決めた。
そんな2人の関係性もあり、ゴン中山もカズのように一生選手としてサッカーがしたいと思っているから、選手として復帰する道を残しておきたい。
そう考えているのかなと感じました。

SNSやニュースサイトのコメント欄では「往生際が悪い」とか「引き際を考えろ」という声もあるようです。
大相撲は土俵を去るときには「引退届」を出すということで、引退を名言しなければならないですけど、サッカーはそんなものは無いですし、本人が「まだやれる!」と思っていて、それに対して「契約したい!」というチームがあればよいだけの話なので、他人がどうこう言うような話ではまったくないと思います。

今回、「プレーヤーとしてのトレーニングを、ひとまずお休みします」と仰っていましたが、むしろ、現役としてこれまでずーっとトレーニングされてこられたということは驚愕ですし、賞賛すべきことだと思います。

サッカー選手からは多くの刺激をもらいました

それにしても、サッカーファンからするとこのゴン中山の言葉、思いは「ゴン中山らしいなぁ」と感じたのですが、サッカー選手から学んだり、刺激を受けることって自分は多いんですよね。
自分はサッカーはプレイヤーとしての経験は無く、サッカーファンとして観戦をするのがずいぶんと昔から好きなのですが、それこそカズ・ゴンとか、中田ヒデ、同い年の中村俊輔とか、ドイツで活躍している長谷部誠や最近引退した内田篤人、あとは本田圭佑とか長友、川島、最近だと遠藤航などなど
もう挙げだしたらキリがないのですが、彼らの活躍だったり頑張りに勇気をもらって、刺激を受けて、結果、寝不足ながらも翌日の仕事が頑張れたり。
そんなこともずいぶんあるんですよね。

ゴン中山も4試合連続ハットトリックをやってのけるなど、とにかくテクニックよりも気持ちを前面に出すプレイスタイルは多くの人を勇気づけましたし、今も海外で活躍している岡崎慎司のようにゴン中山に憧れて、プレーを参考にしていたプレイヤーは沢山いると思うので、ぜひこれからトップチームのコーチとして、若手選手の育成だったり、ジュビロ磐田のJ1昇格に大きく貢献してほしいなと思います。
古くからのサッカーファンからすると、ジュビロには、ヤマハにはトップリーグであるJ1が似合うと思いますしね!

ということで今日は単なるサッカーファンがただただ想いを語るだけになってしまいましたが。。。たまにはいいかな?

それではまた!

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