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SUMMICRON-R 50mm f2

とうとう手を出してしまったLEITZのレンズ。父から「カールツァイスは凄いぞ」と言われて育った私にとってZEISSこそが至高のレンズでした。しかし、世間ではライカの方がチヤホヤされてる印象でした。さらに、ContaxⅡを手にしてからは「ライカなんか皆使ってる」「高いばっかりでコスパ悪いだろう」と勝手に決めつけていました。でも、ディスるってことは常に気になってるって事だったり····

そこで一本買ってみたのです。

うん、デザインはメッチャカッコいい。でも写りは?調べてみるとカナダ製はあんまり良い事書かれてない、しかもライカ使ってる人からすると一眼用はディスられてるらしい。正直失敗したと思いました。

でも使ってみたら!!!!

ライカに惹かれる意味が分かった気がしました!
なんというか、知ったような事を書かせて頂きますが光の雰囲気、柔らかさ、明暗のグラデーション、空気感。シャープなだけでは無い、シャープだけど光の柔らかさと鋭さがバランス良く写る感じ。ヤバい、好き·····

黒白にするとさらに柔らかい感じ、ぱっと見飛んでる感じにもみえましたがニッコールやツァイスとは雰囲気が違うように感じました。はい、感じただけです。多分、何も言われずに並べられたら分かりません。

明暗差のある所でいい感じになるような気がします。

ちなみに、Fマウントに改造されているのですが絞りは連動しません。なので感覚としてはレンジファインダーみたいです。絞ったらその分暗くなる。常に絞り込み状態。カメラ側にも絞り値は伝えられないので、常に開放表示です。でも絞ったらその分SSは下がるので問題無し。ピーカンならF11でギリギリピントのアシストが使えるかどうか、室内や日陰ではF5.6まで。二重像ではF4がギリギリです。無理やりマウント改造されてるので仕方ないですがニコンのカメラで他社のレンズが使えるのはなんか嬉しい。

現在F4に400txでも試しているのでフィルムでどんな感じになるか楽しみです。

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