出さないと入ってこないということ

なんか、もやもやするなー、本なんか読んでも頭に入ってこないなーと思っている今日このごろ。どうしたらいいんやろうか。やっぱり出さなきゃいけないよなと思う。何でもそう。出さないと入ってこない。

「世界は贈与でできている」に登場するウィトゲンシュタインの言語ゲームの説明では、ある言葉を理解しているかどうかは、その言葉(または指示されている対象)を使って、行動や議論しているという現象を通してしか説明できないという趣旨のことが書いてあった。「窓」という言葉を使って例えると、「窓を閉めて」と伝えたときに、手を洗う子はまだ「窓」を理解していないのである。

出さないと入ってこない、ということを言葉や知識に限定して考えてみると、使ってみないと理解できないということだ。理解しているかどうかを確かめることもできないということだ。だから、へたくそでも吐き出していこう。

アウトプットの方法をイメージしてインプットするという言葉がある。その言葉に、僕は違和感を感じていた。ただ好きなことって、特にアウトプットとかないんじゃないか?という問いだ。でも、最近その問いについては自分が答えをもっていると思った。そう、好きなことは何が好きで、どこが素晴らしいのか、語ることをイメージしてインプットすればいいのだ。友達にでもいいし、家族にでもいいし、今ならSNSでもいい。

語っちゃおう、そして出しちゃおう。

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