そろそろ抗原検査キットをやめよう:郵送で検体を送るPCR検査キットへ

感染していないことを確認するため、これまでに何度か自治体が用意した無料PCR検査を活用しました。最近は、有料ですが検体を郵送で送ると検査してくれるキットを購入して使っています。今回は、木下の郵送キットを使ってみた感想などを紹介します。

郵送PCRキットの検査の流れ:
キットを購入しておきます。採取日や住所、キットの番号、メールアドレスなどをネットで登録。購入したキットの所定の入れ物に唾液を入れ、不活化液を混ぜ、封をして郵送。ほぼ2日以内にメールが届き、陽性・陰性を確認できるようになります。

メリット:
PCR検査を手軽にできること。検査場所に行かなくて良いこと。無料検査所に行くだけでも、人に接することになります。感染のリスクを増やさず、家とポストの往復だけで検査できることがとても良いです。

デメリット:
有料であること。結果がわかるまでに2日程度の時間がかかること。(但しロジックが組めれば1日、もしくはそれ以下でできるはず)


抗原検査キットが手軽だという人もいます。しかしその感度は非公開なので全くわかりません。有症者より、無症状者の見落としの方が多いことは知らられています。さらに、ウイルスの変異によって検査の精度が下がっている可能性も指摘されています。
無症状者の見落としは、次の感染拡大につながるので、とても危ない。

そしてそろそろ空港検疫でも抗原検査は精度が悪い、PCRに変えようという動きが出始めているようです。韓国でPCRで2割陽性なのに、日本で抗原検査でどれだけ捕捉できているのか不明ですが、香港・マカオからの渡航者へも検査を義務付けるという時点で、PCRにしれっと戻る可能性があるようです。(現在情報確認中)


これを考えると、感度の良い(ウイルスが多ければ見落としがほぼ発生しない)PCR検査をいつでもできることには意味があります。