感染リスクが低い人には、ワクチン接種のメリットなし!デメリットだけになることも
不思議なのは、感染リスクが低い人もワクチンを打ちがることです。
感染リスクが低いなら、ワクチンはほとんどデメリットだけ。
これ、新型コロナのことだけではなく、何のワクチンでも同じです。
感染リスクがゼロなら、ワクチン接種にメリットがないことは明らかです。感染を完全に抑え、副反応も一切ないワクチンがあったとしても、そもそも感染しないのだから意味がない。メリットゼロです。副反応がわずかでもあったらデメリットだけになります。
もし、何もしなかったら必ず感染することがわかっている場合、少しでも感染を押さえてくれればメリット。副反応のデメリットをカバーしてくれるでしょう。
これをざっくり式で書くと、こんな感じ。
(デメリットは、マイナスのメリットと考えてください。Vはワクチン。)
ワクチン接種を受ける場合:
メリット = 感染リスク x(V有効性ー感染時のリスク)-V副反応
ポイントは、感染リスクに関係なくワクチンの副反応が起きる可能性があること、感染リスクが低ければ、ワクチンの副反応が相対的に大きくなること、です。
ワクチン接種を受けない場合:
接種を受けなければ、V有効性とV副反応がゼロになるので、
メリット = -感染リスク x感染時のリスク
になります。マイナスのメリット、つまりデメリットです。それでも感染リスクが低ければ、このデメリットは小さくなることが重要。感染回避行動をとることで自分でコントロール可能なデメリットになる訳です。
今、比較的短期なワクチンの副反応が話題になっています。長期的にはまだ何もわかりません。つまり上の式で、V副反応がとてつもなく大きくなる可能性があります。
さらに、ワクチンの効果も長続きしないと言われるようになりました。治療薬がでてくれば、感染時のリスクも小さくなっていくでしょう。
メリット = 感染リスク x(V有効性ー感染時のリスク)-V副反応
小さくなる 小さくなる 大きくなる
それぞれの値がこのように変化したら、メリットは必ずマイナス、つまりデメリットだけが残ることなります。
私には「利益がリスクを上回る」などと言える理由が全くわかりません。