国民審査の結果に関して(2)

新宿区の国民審査の結果が、全国よりもはっきりした形だったので、今回はもう2か所調べてみたので紹介します。場所は神奈川2区の中の横浜市西区と、山口4区の中の下関市です。

横浜市西区では、全国および新宿と同じ傾向でしたが、下関市は一部、大きく違っていました。結果は以下のとおり。

左が横浜市西区、右が下関市です。

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どちらも罷免が少なかった順に並べてあります。名前の間の太線は、そこで有意な差があった所です。特筆すべきは二人。宇賀氏は下関市では評価が低く、逆に長嶺氏は評価が高いと読み取れます。このお二人とも、東京生まれ、筑波大の全身である東京教育大学。特に山口に縁があるようには見えません。何か理由があるのでしょう。

最大、最小の率の差は、西区は3.4%に対し下関は1.4%です。新宿では5.0%でした。差が大きい方が、意識を持って×を付けた人が多い可能性が高いですね。全国で1.9% でしたから、下関は平均以下。いろいろ示唆に富んでいると思います。

これまで面積に至った裁判官はいません。それでも長期的な視点を含めて分析すると、もっといろいろわかるかも知れませんね。