都道府県別 認証店制度取得率の比較

感染対策認証の取得率について、山梨県98%が日本一、というニュースを聞いて違和感を覚えました。

都道府県単位で比較するなら、同じ土俵で比較しているのだろうか?というのが、疑問の始まりでした。

画像1

まずは基準を調べました。一応、国が出した指針があります。

画像2

途中の基準に関係する部分は以下のとおり。

この基準(案)とすることを原則としますが、それぞれの都道府県がどのような基準項目とするかについては、各地域の公衆衛生等の専門家の意見を聞いた上で、認証基準案を作成ください。

となっています。一部必ず盛り込むべき条件もありますが、各都道府県が独自に定めて良い訳です。そして実際に少しづつ異なる条件を設定している所もあるようです。

ということは、最初の山梨が98%で一番多い、とは何の意味があるのか?そもそも条件が異なるものを比較しているのでは?という疑問が生じます。

加えて、飲食店の規模はいろいろのはず。チェーン店もある。独立した小規模飲食店が多い場合は認証の率は上がらないだろう。などなど、不明点がいろいろ出てきてしまいました。


比較すべきでない数字を比較しているのでは?