オミクロン株とインフルエンザ

そういえば、オミクロン株は風邪のようなものだ、という主張がありました。情報は常にアップデートする必要がありますね。

1月:『オミクロン株「インフルに近付いた」』と言われていました。デルタ株に比べて怖くないという楽観論です。南アフリカで死亡者増加が、感染増に比べて随分遅れたことから言われはじめたと記憶しています。

3月:やはりオミクロンの方が致死率が高い、と言われるようになりました。その元は、恐らく2月24日のアドバイザリーボード資料でしょう。

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但し注意したいのは、以上は一人ひとりの重症化率、致死率、後遺症に関わる議論です。
   重症者数 = 重症率 x 感染者数
   死亡者数 = 死亡率 x 感染者数
   後遺症者 = 後遺症発症率 x 感染者数
という単純な式が教えてくれます。
後遺症の発症率、そして社会生活が送れなくなるリスクも怖いです。しかし感染者数が多くなると、私たちが必要な時に医療が受けらなくなる可能性がある訳ですね。

だからたとえ新型コロナがインフル程度の致死率だとしても、感染しないよう、感染を広げないように気をつけるべきだと思います。勿論インフルエンザも、広がらないで欲しいです。