3回目接種の効果低下は早い?

前回と同様に、第83回アドバイザリーボードの資料2-5と人口構成から、未接種者の値を修正してみました。修正したのは4月11日から3週間分の未接種者の人数です。これを元にデータをグラフ化してみました。

10万人あたりの陽性者数を、未接種、2回接種、3回で確認しました。

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縦軸を同じにしていますので、前記事のとおり、3回目接種が今のところ最も陽性になりにくいことが読み取れます。


続いて未接種と2回接種、未接種と3回接種の比較です。3週間分だけのデータなので、はっきりしたことは言えません。それでも2回接種に関しては、逆効果がひどくなっている可能性があるようです。

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そして3回接種に関しては、すでに効果が下がりつつあるように見えます。それも1週間で2~3%のペースで。

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今回、未記入の人を未接種に加えて未接種の人の感染が多いように見せかけていたことは論外です。これがワクチン接種を勧める根拠になっていたわけですから、まさに目的のためにデータを調整したとしか言いようがありません。

しかしそれ以外にも疑惑があります。高齢者のワクチン接種率を高く見せたかったのではないか、と。基本となる人口データを古くすれば、高齢者数は少なくなります。少なくなれば、接種率は高く見せることができます。
しかし、同時に、陽性率が異様に高くなってしまった。それでもそこを修正すると、ワクチン接種率の数字も変えなければならない。だから第83回アドバイザリーボードでは、未記入を未接種としたことだけを公開した。あくまでも想像ですが、こんな意図があったのではないかと感じました。


何度か書いていますが、

吉田茂:「もし日本の統計が正確だったらむちゃな戦争などいたしません。また統計どおりだったら日本の勝ち戦だったはずです。」

方針に合わないデータは捏造する。改ざんする。

そんなことは、長続きしないことを学んだはずだったのに。