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”心の絶対法則”を解説①

この記事では内海聡先生の著書”心の絶対法則”について
私なりに噛み砕いてお伝えしていきます。

心の絶対法則は、私の価値観を破壊した(笑)
私にとって名著であり人生のバイブル。

ありふれた自己啓発・ビジネス書のような
ハウツー本ではなく”本質”に基づいた内容。

人の醜さがハッキリと理解できる。
人の醜さを理解するからこそ、価値が生まれる。

一つの記事では紹介しきれないため
何回かに分けてお伝えします。

※読む人によっては厳しめな投稿になります。
心身に余裕が無い方はご注意ください。


事実観察の絶対法則

この法則を一言で言うと
「すべての人間が語る言葉は噓である」
という法則。

言葉を鵜呑みにすると、騙され続ける。
それはこの「事実観察の絶対法則」があるから。

事実観察の絶対法則を理解するには
「表層心理と深層心理」の理解が必要になる。


表層心理と深層心理

人の心には「表層心理」「深層心理」がある。

表層心理と深層心理
  • 表層心理(10%):自覚できる部分。言葉・論理的な心理。

  • 深層心理(90%):自覚できない部分。感覚・本能的な心理。

「言葉」や「自分」などの認識しているものは「表層心理」。
無意識な「行動」や「本能」などは「深層心理」。

「言っていること」はその人の10%の表向きの部分。

つまり、人を言葉で判断すると騙される。

人を判断する材料は「やっていること」

人を判断するときは、
90%を占める”深層心理”で判断することが大事になる。


ガラスのプライドを守る日本人

日本人の多くが、
自分の本性(深層心理)がバレないように
表向きはキレイな言葉を使う。

例えば
「愛が大事」「感謝が大事」
というきれいな言葉の裏側には
「支配したい」「嫌われたくない」
といった心理が必ずある。

自分が傷付かないように。
痛い思いをしないように。

自分の醜い部分を「キレイな言葉」でフタをする。

このように日本人は自分の小さなプライドを
必死で守る人が多い。


言葉の裏にある深層心理が行動に現れる

事実を観察すること。これがいかに重要か。

例えば「病気持ちの子どもに対する親」。

表向きは”子どものため”と
薬を飲ませたり、手厚い教育などで
「良い親」を演じる。

しかし、その裏側の心理は
「自分は間違っていない」「支配したい」

病院で薬をもらい、
「病気になった原因」という事実にフタをする。
自分が安心するために子どもの症状を抑えようとする。

本来、子どもが病気を持って生まれる原因は親にある。
運が悪い、というのはウソ。

妊娠前・妊娠中・出産後の体の負担となる食生活。
妊娠中・出産後の夫婦関係や家庭環境。
親自身の生き方・在り方。

それらの原因を見ようとせず、無意識にフタをする。

さらには「私は知らなかった」と被害者面をする。

本当は加害者なのに。


自分の中の「奴隷根性」を認められるか

人類は
「反発」「正当化」「言動不一致」「依存」を繰り返す。

  • 反発:指摘されると「そんなわけない」と反発する本能。

  • 正当化:「自分は間違ってない」と自分が正しいと思い込む本能。

  • 言動不一致:言っていることとやっていることが合わない。

  • 依存:特定の人・物・出来事に執着すること。

これらの本能があるため、病気持ちの子どもを持つ親は
自分の間違いを絶対に認めず逆に被害者意識を持つ。


人は奴隷として作られた生き物

この事実は歴史的に見ればわかる。

人類の歴史からしても
農耕・所有制・身分制度・王族制度といった
ピラミッド構造(上下関係)が存在する。

奴隷を救うと称した宗教のはずが
大きな戦争の原因になっている。

歴史はこの事実を繰り返している。
つまり、人類は奴隷として作られた生き物。

「強い人には奴隷的」「弱い人には支配的」
「”謙虚さ”で目上の人に好かれようとする」
「”優しさ”で相手に好かれようとする」

この様に、人は相手を支配しようとする生き物。


心の絶対法則

結論(感想)

人の醜さの原点は「自分の醜さ」を心から理解していないことであり、
その事実に向き合っていないが故である。

心の絶対法則より

人類は昔から同じ失敗を繰り返しているんですね。

だから
人間関係・病気・不況・戦争を繰り返す。

こうなるのも「自分の醜さ」を理解していないから。

〇人間関係トラブル
自分の落ち度を見ず、他人のせいにするから解決しない。

〇病気
自分の食・生き方の原因を見ず、
薬・サプリ・整体に依存するから解決しない。

〇不況
自分から与えようとすることを諦め
他人にしてもらうことばかり考えるから解決しない。

〇戦争
自分の承認欲を満たすための正義を
他人に押し付けるから、無くならない。

このように
一人一人が「自分の醜さ」を理解していないから
自分の周り・人間関係・社会・世界が変わらない。

つまり、全ての原因は「自分の中」に存在する。

あらゆる問題を解決するには
自分の醜さを理解すること、
事実を観察することから始まる。


…とこの記事を書きながら
自分のカスさを感じています(笑)

自分に言われている気がして腹の奥がキューっとする。

あらためて、現在の悩み・うまくいかないことの原因を
自分の中に考えてみよう、と思わされました。

今回は
「心の絶対法則」の第2章”事実観察の絶対法則”
の内容を私なりにまとめてお伝えしてきました。

何かのきっかけや気付きになってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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