熊本を訪問しました。地震防災施策のまなび
先日、熊本市を訪問しました、熊本市で日台関係の推進に努めていらっしゃる山本浩之市議会議員のご協力をいただき、平成28年熊本地震について「熊本市 震災記録誌」をいただくことができました。
山本先生、熊本市、同市議会事務局のみなさま、お力をいただき、誠にありがとうございました(上の写真、熊本市資料より)。
熊本市の地震の教訓を受けた取組みでは、以下のものが事例として挙げられます。
「校区防災連絡会・避難所運営委員会の設置」「LINEを活用した情報発信の仕組みづくり」「応急給水体制の強化電気自動車(EV)を活用した電力供給」
○校区防災連絡会・避難所運営委員会の設置
平時から、地域と行政が顔の見える関係をつくり、災害時の体制を事前に構築するため「校区防災連絡会」の設置に取組んでいます。
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=47682&sub_id=4&flid=388161
○LINEを活用した情報発信の仕組みづくり
「熊本市LINEアカウント」を開設。平時には防災情報や地域情報、発災時には避難情報等を即時に提供する情報発信の仕組みを構築。
○応急給水体制の強化
貯水機能付給水管の設置・使用訓練に取組んでいます。
(1基(4立法メートル)で、3リットルの水を約1300人分確保できる)
○電気自動車(EV)を活用した電力供給
日産グループと電気自動車を活用した連携協定を締結し、大規模災害時の電力供給の仕組みを構築しています。
https://www.mlit.go.jp/common/001172983.pdf