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ドローンやICT建機を使うことで、現場で、人手や日数が少なくなる、という。「自由民主」紙(5月9日)より以下引用。

人口減少や高齢化が進む中、建設業ではICT(情報通信技術)活用による生産性の向上が必要不可欠です。ドローンやICT技術を活用して、少ない人手で工期を大幅に短縮するICT土工を導入している、北海道恵庭市の建設会社「玉川組」の事例を紹介します。

工期の大幅な短縮が可能に

玉川組では江別市の道路工事にICT土工を活用しました。ICT土工はまず、ドローンを用いた地形の測量から始まります。測量データは瞬時にクラウドに集積され、「泥炭地」と言われるこの地域独特の軟弱地盤の状況も、ICTを活用し、1人の作業員で測量できるようになりました。
測量データやこれまで現場による目視で確認してきたICT建機による稼働状況はクラウドで管理。軟弱地盤計測値に応じてクラウドから直接ICT建機に修正データが送信される等、省力化を実現しています。
道路工事の際、地盤を強化する「中層混合処理工事」では区画割りを行って工区を管理しますが、北海道の場合、区画割りを行っても降雪によって区画が見えなくなってしまうことがありました。ICT施行では、作業員が石灰で地表に線を引いて5日程度かけて行っていた区画割りが不要になり、降雪があってもICT管理で自動的に工事を続けることが可能になりました。

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