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デジタルのまちへ

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ふじみ野市をもっと、デジタルに! みんなに便利で、人口減、高齢化、労働の自動化を見すえて、持続可能なまちを目指します。
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#ふじみ野市議会

議会で「産業振興政策」について質問しました。

 12月11日、ふじみ野市議会で、一般質問で「産業振興政策」について市役所の考えを聞きました。    (趣旨)産業振興政策を取り上げたのは、ふじみ野市の生産額が近隣自治体に比べ、かなり低いことによります(下記参照)。  日本経済はこの30年間、低迷していますが、大都市近郊圏におけるその悪い原因例が、本市に集まっている可能性は高いと考えられます。そこで、「生産額の成長に必要な施策」「本市企業のデジタル化支援策活用事例」「女性の賃金上昇の支援策」「産業戦略の策定」について質問し

スマートシティ・台北をみてみる

 7月に台湾を訪問した際、台北市に滞在しました。台北市はスマートシティの世界ランキングで4位(2021年、IMD:International Institute for Management Development認定)となっています(ちなみに東京は84位)。  台北市から資料をいただいたので、ご紹介します。  そのコンセプトですが、「住み続けられる」「都市国際化」「産業のグローバル化」の3つが掲げられています。  次に、担い手ですが、2016年、台北市資訊局に、「台北スマ

1人あたりGDP、台湾、韓国と同水準に

 1人あたり名目GDPですが、IMFの発表では、2022年、日本は世界ランクで、33822ドルで31位でした。G7の中ではイタリアにも抜かれ、最下位です。  アジアではシンガポールが、82808ドルで6位、香港が49226ドルで20位で、日本を上回っています。台湾は、32643ドルで33位、韓国は32250ドルで33位、マカオは31539ドルで37位です。 ちなみに一人あたりGDPの購買力平価ですと、台湾、韓国、マカオにも抜かれ、日本は38位です。旧東欧社会主義国のチェコと

宇治市の産業支援策を視察しました。

 京都府宇治市の産業支援策を視察させていただきました。ご協力いただきました宇治市産業振興課、同市議会事務局の関係者のみなさま、心から御礼申し上げます(上の写真は宇治市HPより)。  宇治市の人口は、176210人(5年3月1日)、面積は67.55平方キロメートル。京都駅から宇治駅は、約13キロです。  宇治市は、産業戦略を2019年3月に策定しています。自市の産業戦略を策定するというのは極めてまれですし、産業戦略策定会議を2018年7月から、19年1月まで開催し、会議録を公開

高知県須崎市の「てくテックすさき」を視察しました②(子どもはどう学んでいる?)

 先日、高知県須崎市のテクノロジー教育施設「てくテックすさき」を視察させていただきました。  二回目の報告となる今回は、子どもたちのITや先端技術の学びの状況をみてみましょう!  てくテックでは、小学校5年生~高校生が平日の放課後と休日に、無料で、いろいろなIT・先端技術の機器を利用できるようになっています(開館日:水、木、金、土)。場所は、高知信用金庫旧須崎東支店(大間本町)の建物を活用しています。入口には、高知信金のATMもあり、市民の方に身近な場所ですね。   私は、

高知県須崎市の「てくテックすさき」を視察しました①(みんなのコードと連携)。

 先日、高知県須崎市の「てくテックすさき」を視察させていただきました。ご協力いただきました須崎市役所議会事務局、学校教育課のみなさま、施設を運営するみんなのコードのみなさま、同施設のメンターのみなさま、関係者のみなさま、そして松田健須崎市議会議員、大変ありがとうございました。  「てくテックすさき」は、須崎市とテクノロジー教育の普及を目指すNPO法人「みんなのコード」が運営する施設です。10代の子どもたちへ、気軽に、安全にテクノロジーに触れられる場を提供しています。子どもたち

自民党:「令和の大行政改革」をデジタル社会推進本部が提言

 自民党デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也衆院議員)は「デジタル・ニッポン2023」と題したデジタル技術を活用した行政改革に関する提言を取りまとめ、6月1日、官邸で岸田文雄総理に申し入れました(以下、自民党HPより)。  提言では、少子化および経済の低成長を脱却するために、まず、人口が減少しても十分に持続性がある国家運営が可能で、成長を続ける国であるという未来を掲示することが重要と説いた。その上で、「ガバメント・トランスフォーメーション」の実現を通じて新しい国の形をつくっ

データサイエンス、大学教育で

 データサイエンス系学部の新設が相次いでいます。2017年の滋賀大学から増え続け、2023年4月は少なくとも17の大学で開設しました。  以下は、日経XTECHの4月19日の記事です。参考になるのでまとめてみました。  新設された学部・学科の中には、データサイエンスに他の分野を掛け合わせた名称が目立つ。「ソーシャル・データサイエンス学部・研究科」を設置した一橋大学と「健康データサイエンス学部」を設置した順天堂大学にその狙いやカリキュラムの内容、育成の特徴などを聞いた。 社

 集会所でユーチューブ動画を見る

 ふじみ野市の自治会・町内会の一部では、集会所で動画配信が視聴できるようになっています。  動画配信などができるようになると、多様な情報内容を住民の方が楽しむことができます。カラオケ音楽はもちろん、将棋、ゴルフ、料理、美容など多種多様ですね。また、時折、開催される各種講座の資料、災害時の気象情報、市の動画配信(ぴんしゃん体操など)の視聴などが可能になり、これまでコミュニティ交流に縁遠かった方々の交流参加促進といった面で積極的な影響が期待されます。(※写真資料は、上福岡4丁目町

ドローン、ICT建機の活用で省力化を実現

ドローンやICT建機を使うことで、現場で、人手や日数が少なくなる、という。「自由民主」紙(5月9日)より以下引用。 人口減少や高齢化が進む中、建設業ではICT(情報通信技術)活用による生産性の向上が必要不可欠です。ドローンやICT技術を活用して、少ない人手で工期を大幅に短縮するICT土工を導入している、北海道恵庭市の建設会社「玉川組」の事例を紹介します。 工期の大幅な短縮が可能に 玉川組では江別市の道路工事にICT土工を活用しました。ICT土工はまず、ドローンを用いた

マイナカード、スマホ搭載が開始

 マイナンバーカードの保有者に対し、マイナンバーカードと同等の機能をスマートフォンで利用できる「スマートフォン用の電子証明書搭載サービス」が、5月11日より開始しました。これにより、マイナンバーカードを持ち歩くことなく、スマートフォンだけで、さまざまなマイナンバーカード関連サービスの利用や申し込みができるようになります(「自由民主」紙5月15日号より)。 https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/fi

新しい任期が始まります。よろしくお願いいたします。

 5月1日から、ふじみ野市議会議員の新しい任期が始まります。 どうぞよろしくお願いいたします。  新しい任期は、これまで以上に時代にあった市政への提言を行っていきたいと思います。人口減少、少子化、高齢化、経済の低成長、デジタル化などの趨勢をとらえ、国や他自治体、あるいは海外や独自の先進政策を、ふじみ野で実現すべく、まい進していきます。  他方、若い方や現役世代の生活・消費スタイルは、「チル」(まったり)などと言われますが、安いものをたくさん、というものとは明らかに違います。こ

早速、しごとに取り掛かります!

 ふじみ野市議会議員選挙、当選させていただきました。 ご投票いただいたみなさまのご期待に応えるべく、精進して参りたく思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。  早速、しごとに取り掛かりたいと思います。 選挙期間などにいただいた様々な、ご要望について対応していきたいと思います。 台湾との交流を目指した台湾訪問(7月)について事務会議を4月30日に行います。今日は、台湾のシンクタンクの李明峻さんと、台湾訪問の打合せもいたしました。訪問する地方政府や台湾のIT教育、先端

ゼロゼロ融資の借換について

 中小企業向けに新型コロナ対策として実施した実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済開始時期が今年7月ごろにピークを迎えます。これに幸立ち、政府ではゼロゼロ融資からの借り換えや、新たな資金需要に対応する新たな借換保証制度を今年1月に創設しています。  この借換保証制度については、中小企業庁のHPで説明がされています 。https://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/sinyouhosyou/karikae.html  上図のように、経営行動計画の