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レンズ沼にようこそ〜Zeiss Vario-Tessar T* FE24-70mm編

このレンズ、ググるとあまり評判がいいとは言えないようです。主に解放付近での解像度の甘さ、周辺光量落ち、周辺の湾曲が評判の悪さの原因のようです。
が、自分は解像度が悪いという印象は全く持ってませんでした。厳密にチャートで解像度をチェックしたりしないですし、逆に悪いと言われている開放時の解像度のおかげで、少し滲んだような、柔らかいと感じるボケ味は嫌いではないですね。むしろ好きなくらいですw
水彩画を滲ませたような柔らかいボケの描写。嫌いじゃない。

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周辺の光量落ちや湾曲も正直全く気ななりませんでした。特に周辺の湾曲はα7であればカメラ側で補正しているようですし、周辺光量落ちにいたっては、ぶっちゃけ気がついてませんでしたw
このレンズはツァイスのブランド貸しでSONYが生産しているそうです。サイズも好感の持てる、ほどほどのサイズで気軽に持ち出すことができました。なので、朝の犬の散歩やレコーディング・スタジオなんかにもストレスなく持っていけました。結果的にこのレンズとの交換で手に入れる「FE24-105mm F4 G OSS」はちょっと気軽にスナップに持ち出すにはためらうくらいの大きさですよね。

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ただ、自分の使い方として、狭いレコーディング・スタジオ内くらいの距離では全く問題ないでが、使用頻度の高い、イベントやライブの撮影では望遠側の最大焦点距離が70mmなのが、イマイチ中途半端というか、足らない。もう1歩か2歩寄りたいと思う時に物足りない。

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これが最大の理由で、標準ズームとしてはSONYのGレンズ「FE24-105mm F4 G OSS」に買い換えました。こちらのレンズはキレのある画像の良さ等評判通りの性能を発揮してくれます。この画像の良さは正直Vario Tessarより満足度は高いです。まぁ、値段は倍くらいだし、重さは1.5倍くらいありますので当然ですよね。このレンズの作例は別の記事でご覧下さい。
とはいえ「Vario-Tessar T* FE24-70mm」は自分としては印象深い記憶に残る写真が撮れた、ググるまで評判が芳しくないことさえ知らなかった、むしろ好きなレンズでした。

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