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レンズ沼にようこそ〜SONY FE4/24-105 G OSS編。。。というよりα7Ⅲボディ編

このレンズ、色々なところで『万能レンズ』『神レンズ』と賞賛されています。もちろんそれに対しては全く異論ありません。後で述べますが、素晴らしい描写力を発揮してくれます。ただ今回はレンズのレビューというよりボディ=SONY α7Ⅲの使い方の紹介がメインです。
そもそも自分は不精で、カメラだけでなく、何か新しいものを買っても、大抵取扱説明書は読みません。なんとなく直感的に触りながら、探りながら使用法を見つけていき、説明書は行き詰まったら初めて開くくらいです。
ただ、最近ググって調べたり、YouTubeを片っ端から見たり、だいぶHow Toを調べるようになって、多少は取扱説明書も手元に置いてパラパラめくるようになりました。
でも、肝心なことっていうか、痒い所に手が届くことは意外にどこも書いて無いんですよね。まっ、気づいてないだけという話もありますが。
特に、ピント合わせのベストな方法はあれこれ調べても未だ正解は全く分からず、まだまだ試行錯誤中。いずれこれについて自分なりのHow Toを書いてみたいと思いますが、それはまた別の機会にするとして、今回はボディの話。
SONY α7は他社カメラと比べても煩雑と言っても過言では無いくらい、「 MENU」で色々な設定ができると言われてます。私は他社のカメラと比べたことがないのですが確かに設定項目はすごく豊富に用意されてます。
その中でこれは使えると思ったのが「MENU」の「画質/画像サイズ1」の1Pに出てくる「APC-C/Super 35mm」という設定。
これを選択して「マニュアル時のAPS-C S35撮影」ってのを「ON」にすると、センサーサイズが『APS-C』サイズになります。
ややこしいことは置いておいて、要は『画角が1.5倍になる』。つまり簡単にいうと今回の場合だと最大望遠サイズが『105mmから156mmになる』ってことです。
作例がこれ。
これってもう一本望遠レンズを持ち歩いているのと同じですよね。

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この記事の見出しに使った写真がほぼ同じポジションから撮影した『引き=広角側』の写真。それに対して作例はまさに望遠。上記の機能をONにして約156mmで撮影してます。
肩車された男の子と神社の提灯がナイスポジションでおさまりつつ、賽銭箱のある神殿前に向かう人混みが望遠ならではの圧縮効果で切り取れました。
初詣に行く少し前にこの機能を知ったからこそ撮れた写真です。それまでは、この機能は全く知りませんでした。。。今の愛機の前の初代α7からSONYを使い始めて5年以上経つのに。。。不覚!
今後もこのnoteの投稿では、当たり前だから書いてないような、『灯台下暗しな使える機能』を紹介していきたいと思ってます。
それにしてもこのレンズ、よく写りますね。添付した写真だと劣化してほとんど分かりませんが、オリジナルデータでは、拝殿の暗部の中の神主さんの姿もしっかり確認できるし、見出しに使った写真の左側のビルの窓に写った建物の造形まで再現されてます。まさに「神レンズ」です。

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