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レンズ沼にようこそ〜SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM編

街中でのスナップ的なアーチスト写真撮影に、SIGMA APO 70-200 F2.8を持ち出してみました。残暑きびしい9月の大阪心斎橋〜道頓堀を歩き回りながらの撮影なので、大きく重いSIGMAはカメラバックに入れ、MINOLTA 28mm F2.8という小ぶりなレンズをメインとしました。(そちらレビューは別の記事で)
どちらのレンズもSONY AマウントをEマウントに変換するマウントアダプター を介してα7に装着します。 

Model:いちだーすのおんがくたい (Vo:桜咲千依/G,Cho:辺見さとし)

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やはり、F2.8のボケ味とズームレンズの利便性はここぞという時に力を発揮してくれます。奥行きをぐっと圧縮した背景道頓堀の商店街でのアーチスト写真。ママチャリが真後ろを横切り、買い物客で雑然としている、うるさい背景から見事に被写体を浮かび上がらせてくれました。
透明な空気感も素敵です。

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こちらは法善寺横丁。スマホを覗き込む二人をスナップ的に撮影。やはりF2.8がくっきりと主役を浮かび上がらせてくれます。 

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こちらも同じく法善寺横丁。少し絞り込んだので、背景の暗い路地を歩く人の姿も描写できています。
こうやってみてくると、温かみと柔らかさが同居しつつ、綺麗なボケ味で背景から被写体を浮かび上がらせてくれるSIGMA APO 70-200 F2.8はポートレート、人物撮影に向いています。手ぶれ補正もバッチリ効いていると思います。
ただ、残念ながら純正のSEL 70-200GMに比べると、ピント合わせのスピードが遅いこと、瞳AFの機能が無いことがここぞというところでちょっと見劣りします。
そういう理由で、その後このSIGMAは手離し、メッチャ高いSEL70-200 GMを購入することになります。

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