伏線の話
皆様ごきげんよう。
と書いている私が1番ごきげん宜しくない。
ここでは見ててアタマと顔がフニャフニャするような事しか書かないようにしていたが、今回ばかりは容赦いただきたい。
なぜなら
就活がしんどすぎるから
先月最終面接に落ちたことで私の就活"第1章"は終了し、"第2章"に突入した。
がしかしそれも一昨日、現時点で第1志望だった企業から祈りが届いたことであっけなく終了。
第3章を始めようとするも、あまりにつらすぎて昨日はコンコンと湧く泉の如く泣き続けた。
「涙と鼻水の宝石箱やぁ〜〜」
世の中の定職に就いている人達は本当にすごいと思う。別にそうじゃないならすごくない訳では無いけど、道行く人に「今の仕事はどうやって就いたんですか???」とめちゃくちゃ聞いて回りたい。
どうしてこうなったのか。
責任者に喋ってもらおう。いや私か。
「いつか見返す」
この10年、このマインドで生きてきた節がある。
高校に入る時も、高校を変わる時も、大学に入る時も、ほんとにほんとの「第1希望」が叶ったことってこの10年なかった。
その度に「次のステージに進む時に夢を叶えて見返してやる」となにかに向かって思っていたのだ。実際落ちた大学にはこの4年1度も行っていない。ヤな奴だね〜〜〜〜
かと言ってどうやって見返すのか自分にもよく分かっていなかったので、ただ「自分が思うような進路を叶えてみせる」というカラッカラのヘチマみたいな夢を振りかざしていた。
全部「何かに役に立つだろう」
小学校の卒業作文で「何になろうと思ってもいいように今やってることを全部頑張る」と書いたくらい、私は筋金入りの"いろいろやっとこう"人間だ。
そんな私は大学入学時にひとつ決心をする。
できるだけ資格を取ろう!!
やりたいと思ったことはチャレンジしてみよう!
なぜか。
いつか何かの役に立つだろうと思ったから
自分の人生に何か足しになると思ったから
いわば伏線を張ってると思っていた。
明確な目的の為に取っている訳ではなかったが、特に途中で辞めることもなく司書が取れ、TOEICは800点を取れ、学芸員も今年取れそうである。
課外の実習に参加したり、エレクトーンのイベントに参加したり、充実した日々ではあった。感謝。
noteやYouTubeで発信を始めたのもそうだ。
ただ、突き詰めると
それをしてる自分が好きだからやっていた
ここにたどり着いてしまうのだ。
伏線回収するアテがあって張ってるわけではないので、資格は取れても何に活かすか考えてなかった。
これが就活で頭打ちにあうことになる。
結局何になりたいのか
最近ずっと「人生の伏線が全く回収されない」と思っていた。
人生20年そこそこで何を言うてるかというお叱りの声は甘受するが、そろそろ何か少し回収されないと身が持たない。
新卒の就活は基本的に望む職には就けない。
というか自分が望んでいる職がこちらを望んでいないとしても、それがこちらには分からない。そういうことが多すぎる。
好きなことや頑張ってきたことは色々あれど、そのそれぞれに少しずつ関わるところに応募してみたけれど、結局とっ散らかっただけだった。
ひとつに絞れなかったのである。
身の丈
結局私はちっちゃな体躯で力だけつけて、デカすぎる理想には全く届かないマッチョのハムスターなのだろう。
身の丈に合わない理想だけどんどん大きくなり、現実との差だけが開いていく。自分でも手の届かないところで理想だけがフワフワ浮いている。
回し車をどれだけ走っても、走っている自分が好きなだけなのでなんの成果にも繋がらないはずだそりゃ。
しかし、これはとても私にとって重要な事なのだが、フワフワした理想が無くなると頑張る理由も全てのやる気も生きる理由もなくなってしまうのだ。だからこれは無くそうとはしなくていいんだと思う。むしろ無いと私ではない。
が更にしかし、もう時間が無い。
卒業という「打切」「連載終了」がすぐそこまで来ている。
好きなこと、やってきたことが直接活かせなくてもとりあえず仕事に就かなければ、経済的に自立しなければ生きていけない。だって好きなことを趣味でするにもお金が要るから。
今日もこれからESを新たに書く。
明日も説明会を新たに聞く。
伏線回収できなくても、一旦連載を終わらせよう。
とりあえず次の連載開始に何とか漕ぎ着けられれば、そこでまた新たな展開も生まれよう。
全てをさらけだしたサンシャインネジの次回作にご期待ください。
それでは皆様ごきげんよう。
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