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日本社会を子育てのしやすい世の中にする

※文末にて「子連れ出勤」についてのアンケートの回答を募集しております。300件以上集められればと思いますので、是非、シェアして頂けますと幸いです。

「子育てのしやすい世の中」の定義

私の考える「子育てのしやすい世の中」の定義は、大きく3つあります。

・仕事と子育ての両立ができること

・ママだけでなく、パパも、積極的に育児に参加すること(参加できる環境が整うこと)

・多様な子育てのあり方が認められ、各家庭に合った子育てができること

何故、このように考えるようになったのか?

「子育てのしやすい世の中にしたい」そう考えるに至った背景としては、自分自身、息子がおり、実際に子育てをする中で、今の日本社会は子育てをするのに優しい環境ではないと感じたからです。

具体的に自分のケースを挙げますと、

体調不良などでどうしても妻が子供の面倒を見れないとなると、自分は仕事を休まざるを得ない。

こういった状況にあり、悩まされていました。

「子連れ出勤」という解決案について

では、何か柔軟に対応できる方法はないか、そう考えていたときに思いついたのが、「子連れ出勤」でした。

待機児童が問題となっている今、私と同じように「子連れ出勤」を必要としている人は多いのではないか?

そんな仮説を立て、ひとまず「子連れ出勤」について調べてみました。その中で発見した前向きなことが4つありました。

・実際に子連れ出勤が可能な会社があるということ。

中でも、ソウ・エクスペリエンス社は、子連れ出勤について多くの記事で取り上げられていて、私は、そのソウ・エクスペリエンス社の社長さんとお話しする機会を頂き、ソウ・エクスペリエンス社で行っている子連れ出勤についてをお伺いしました。
ソウ・エクスペリエンス社では、オフィスの一角に土足厳禁のスペースを確保するのみで、その他、ベビーシッターを雇うなどといった特別なことはしていないとのことでした。
また、「子連れ出勤」を可能にしている理由としては、「優しさ」ではなく「厳しさ」ゆえとのことでした。

・都営大江戸線に「子育て応援車両」というものがあるということ

「子育て応援車両」の実現に向けて動かれた団体の代表の方にお話を聞きに行きました。
その方曰く、ベビーカーで、子連れで、満員電車に乗った際、邪魔者扱いされ、暴言を吐かれ、といった辛い経験を何度もされたそう。
その後、団体を作り、アンケートで1000回答以上集め、同じような思いをしたことがある人が多いということ、“電車は子供にとって危険”と感じる人が回答者の9割を占めるということ、そして、回答者の8割以上が「子育て応援車両」を必要としているということがわかり、「子育て応援車両」の設置申請に至ったとのことです。

私自身は、この方のような辛い経験はなかったため、実態を知らなかったのですが、このような世の中の実態を知り、私は、憤りを覚えました。
「やっぱり、今の日本社会は、子育てをする人たちに優しい世の中ではない。もっと、子育てのしやすい世の中にしたい。」
より、そう感じるようになりました。

・企業内保育所を設置している会社が100社以上あること。

・「子連れ出勤」は政府も後押しする方針でいること。

一方で、子連れ出勤に対する反対意見も…

とは言え、前向きでないことももちろんあり、というかむしろ、現状「子連れ出勤」に対しては反対意見の方が圧倒的に多いようでした。

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昨年のちょうど今日 1/15 に、当時、少子化対策担当大臣の宮腰氏から「政府は子連れ出勤を後押しする」という発言がありました。これが賛否両論を生み、大きな声で話題となった為、記憶に新しい方も多いかと思います。

ここでは、「子連れ出勤」に対する反対意見として、私が多く目にしたものをいくつか挙げてみます。

①子連れ出勤をすることで同僚に迷惑をかけてしまうのではないか。

②同僚の中には、子供が苦手な人もいるのではないか。

③子供の面倒を見ながらの仕事は、物理的に不可能。できたとしても長時間はきつい。

④子供が十分に遊べない。

⑤満員電車、バスなどを、子連れで利用したくない。

⑥パパの子連れ出勤はどうなのか。

私自身、一児のパパなので、これらの問題や不安はとてもよく分かります。

「子連れ出勤」とは言っても…

なので、私の考える「子連れ出勤」というのは、これらの問題や不安を取り除いた上で、きちんと環境を整えた上での「子連れ出勤」をさします。

ちなみに、これまで話題となってきた「子連れ出勤」は、人々が各々感じていた上記のような問題意識や不安を反映させた、マイナスイメージの強い「子連れ出勤」だったと思います。
そんな「子連れ出勤」というパワーワードが独り歩きをしてしまった為、現在の、「子連れ出勤」に対して、圧倒的に反対意見が多いという状態になってしまったと思います。
ですが、そんな「子連れ出勤」の不安も、払拭させる術はきっとあるはず。私はそう考えます。

具体的な話をすると、

まず、反対意見①〜④は、
企業内に保育所(又は、託児スペースなど)を設置し、ベビーシッターや保育士を雇うことで、ある程度の解決は見込めると考えます。

次の、反対意見⑤に関しては、
現状、解決までには遠いかもしれませんが、それでも、都営大江戸線には「子育て応援車両」というものが昨年整備されたり、解決に向けて少しずつ進んでいると思います。これで、さらに「子連れ出勤」の重要性や実現性がより鮮明に見えてくれば、「子育て応援車両」のような取り組みもさらに増やすことができるだろうと考えています。

また、最後の、反対意見⑥についてですが、
私自身が子連れ出勤をしたい、必要としている為、もちろん、「パパの子連れ出勤」という文化も広めていきたいと考えています。そのためにも、まずはママからという形になってしまうかもしれませんが、「子連れ出勤」自体を日本社会に文化として根付かせる必要があると感じています。

子連れ出勤の可能性

このように、私は、「問題や不安を取り除いた子連れ出勤」は、子育てのしやすい世の中を実現する可能性を秘めていると感じています。
今、私が考えている仮説は、

「問題や不安を取り除いた、環境の整った子連れ出勤」は、多くのパパママを助け、「子育てのしやすい世の中」に近づく為のソリューションとなり得るのではないか?

ということです。
とは言え、これまで自信を持って語ったものの、本当に「子連れ出勤」がベストなのか、それはどうしても分かりかねてしまいます。

そこで、皆様はどのようにお考えか、アンケートを取らせて頂きたいと思います。

「子連れ出勤」についてのアンケート(所要時間約2分)

ーーー↓アンケートはこちらになります↓ーーー

ーーー↑アンケートはこちらになります↑ーーー

是非、こちらのアンケートにお答え頂ければと思います。

アンケート結果が一定数集まり次第、まとめをし、次回のnote記事で公開いたします。

何卒、ご協力をお願い申し上げます。

※改めてになりますが、「子連れ出勤」についてのアンケート回答を300件以上集められればと思いますので、是非、シェアして頂けますと幸いです。


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