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底地の物件情報を得る方法


私は横浜で不動産営業をしており、特に底地の取引に精通しています。
主に大手さんから物件情報を貰う事が多いのですが、色々と合計すると年間で約200件程度の底地に関する相談を受けており、その経験を通じて蓄積したノウハウを基に、底地の物件情報を手に入れるための効果的な方法をまとめてみました。

1.不動産会社や専門業者とのネットワークを活用

底地の物件情報を得るためには、まず不動産会社や底地に特化した業者との関係を築くことが重要なんですよね。
大手からの情報が多いと言えど、地元の不動産業者は、底地に関する最新情報や未公開物件を多く扱っており、これらの業者と定期的にコンタクトを取ることで、早期に貴重な情報を手にいれることができるんです。
地場の不動産会社さんって、かなり信頼関係を大事にするので不動産業者との強固なネットワークを築くことが、情報収集の効率を大幅に向上させると感じています。

2.地元のNPO法人の相談会に参加

NPO法人とかに所属して、空き家に関する相談会に出席するのもアリです。
ただ、借地案件が多いので、底地に期待しすぎるとがっかり感があるかと思います。
相談会では、他の専門家と交流する絶好の機会でもあります。士業の先生方と話すと、業界のトレンドや法改正に関する最新情報を得ると同時に、良い情報を頂けたりします。

3. 底地に関する専門サイトや不動産ポータルをチェック

最近では、底地情報を公開しているサイトも増えています。
ニッチな不動産URUHOMEのような売却方法買取相場買取業者などについて公開しているサイトなどに問い合わせて、物件情報をもらうこともあります。

4. 底地所有者との直接交渉

底地物件に関する情報を得るもう一つの方法として、直接底地所有者と交渉する事もあります。
ネット謄本を取り寄せて、DMを送ってというめちゃ大変な方法ですが、直接交渉することで、市場に出回っていない未公開物件を取得できることもあります。
私は、ネット謄本を定期的にあげて、底地所有者のリストを作成し、定期的にコンタクトを取ることで、物件情報を得ることができることが多々ありました。

5. SNSやオンラインコミュニティを活用

SNSやオンラインコミュニティを活用して情報を得ることもあります。
FacebookやTwitterの業界専門家のアカウントなどをフォローして、情報を持っていそうな方にちょくちょく絡むようにしてます。

6. 底地に関する法的知識をアップデート

底地の取引には、借地借家法や判例に関する知識が欠かせません。
法改正や新しい判例が出るたびに、自らの知識をアップデートすることで、クライアントに対して適切なアドバイスを提供し、信頼を得ることができます。(ただ判例はあくまで判例なので肌感覚が一番大事)
とはいっても、日々、関連する法律書や専門誌を読むことで、最新の法的知識を身につけるよう努めています。

まとめ

横浜で底地の物件情報を得るためには、信頼できる不動産業者とのネットワークの構築、専門セミナーや勉強会への参加、専門サイトやSNSの活用など、様々な方法を組み合わせることが重要です。
私はこれらの方法を駆使しながら、なんとかやっとこさで、年間200件以上の底地に関する相談を受けてきました。
皆さんのお役に立てることを願っております<m(__)m>


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