喫茶店の定義(独断)

※2015年、shortnoteにて記載

純喫茶には夢のような食べ物や飲み物があった。実家含めてあまり喫茶店に入ったことがなかったので、たまに何かの都合で入ると嬉しくなる。それは大人になった今でも、なんだかドキドキフワフワしてる。

子供の頃、大人の飲むコーヒーとは別に
ミックスジュース(これは関西限定か)
クリームソーダ
ホットケーキ
プリンアラモード
チョコレートパフェ
フルーツ白玉
餡トースト(これも地域限定か)
ナポリタン
ミートソーススパゲティ
カツカレー
ミックスサンド
これらが夢のようで夢のようで。

家で作って食べるものと不思議と味が違う。新しくて懐かしい。

流行りのケーキや食べ物は純喫茶に行けばあった。
紅茶にもコーヒーにも種類があることを知ったのは純喫茶だった。
ハーブティーも初めて飲んだ。

…と、ここまで書いておいて言うのもなんだが、それ、本当の純喫茶じゃなくね?と書いていて驚愕して、友人Wにメールで尋ねたら丁寧な返事が来た。

『コーヒーと紅茶が主流で食べ物はそんなに無く家具がイタリアなどのヨーロッパアンティークなどで統一してBGMがクラシックが流れているのが純喫茶』

『同じ理由で家具がモダンでBGMがジャズならジャズ喫茶』

『品数が豊富でメニューに無いものでも主人(またはママ)の裁量で出てきてBGMはテレビでテーブルはインベーダーゲームなどのゲーム機械で卓上の占いおみくじがあって競馬新聞広げて読んでる大人が必ずいるのが街の喫茶』

って、最後で噴いた。
かなり偏ってるかもしれないが、私がこれまでに行った喫茶にほぼ当てはまってる。

#コーヒー

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