現在のこと。《2018年9月17日乳がんの記録》
お久しぶりです。
ShortNoteから移行している《乳がんの記録》しばらく休んでました。少し落ち着いてきたのでまた再開しますが、今回は手術するまでの告知の話やその後の治療で出てきた身体の不調なども覚書として書きます。
※所々私個人の見解も入ってますし、それぞれの「ガンの性格」もあるので鵜呑みにしないでくださいね。
私は2016年4月21日に乳がんの告知を受けまして。それから2年と少しです。
8月末にリュープリン注射という女性ホルモンを抑える注射を子宮めがけてブスっと射す治療法をしました。注射は半年に一度×4回=2年です。今回4回目が終わり。
それよりも前からノルバデックス(ジェネリック薬品だと「タモキシフェン」)という薬を毎朝食後に飲んでます。
これは女性ホルモン、主にエストロゲンを抑えて更年期のような作用をさせるものですが、乳がんや子宮がんのガン細胞はこの女性ホルモンが栄養源というか動きを活発にさせるので、元の部分を絶つとガン細胞も抑えられるという根本の治療を目的としたものだと治療方針の説明を受けた時に聞きました。
今は治療といえばそのノルバデックスの服用と定期的な検診だけです。リュープリン注射が終了した事で、ゆるく長い階段の踊り場に立って次の階段を登る感じです。
少し前のニュースで「がん告知からの5年生存率を3年生存率に」という記事が出てましてまだじっくり読んでないのでなんとも言えないですが、私の当時聞いた生存率など書きます。
・ガンの生存率
これ、病院の方針や諸々の事情や周囲環境が影響するので、「大凡そこれくらい」程度に考えたほうがいいです。あくまでも目安。
私、最初の告知の時の細胞診や生体検査で「2- b」の診断だったんですね。それでも「2-cに近い2-b」どないやねん、とツッコミ入りそうな答え方で現実感ナッシング。
5年生存率は手術と抗がん剤治療をして91%だったかな。当たり前のことかもしれないですが、「もし手術や治療をしなかったらどうなる?」な質問を当時ぶつけました。
私「手術しなかったらどうなります?」
↓
先生「検査の結果をあくまで伝えていますが、良性ではないので進行の度合いも半年や一年では進むかどうか一概に言えません。けれども進行が進むのは事実です。
【死なない】とは言えません。【死ぬ病】です。
ガンは【早期発見早期治療】が生存率を引き上げますが、進行度が高いからと言ってすぐ死ぬという訳でも無いです。そこは医者や医療と患者さんと治療方針や相互理解などで変えて行くことはできます」
私の場合、告知されて手術に挑むまでのガンのステージは【2-b】、手術はセンチネルリンパ節も切除して細胞を細かく診断した結果【3-b】に上がりました。
詳しくはこちらを参考にしてます。
生存率は
2-b→治療あり91%、5年生存率は78%
3-b→治療あり79%、5年生存率は52%
当時の資料なので医療機関や治療方針でも変わってる場合あります。告知から手術するかどうかまずは専門の医師に説明を聞いて…と、記録用にiPhoneで動画撮ってましたが後日見直したら画面が震えてて。当時は見直すのに難儀したこととか思い出します。
全体でももう少し変わってるかもしれません。
・ガン治療時のやっておいて損はないこと
意外かもしれませんが、抗がん剤治療って身体に負担をかけるので何処かしら不調があれば弱るしその不調が目立って出てくるんです。
なのでこれだけは!って事を。
・歯の治療をしておく
→虫歯や虫歯治療後の弱った歯が歯を食いしばった時に割れたり折れたりしました。
なので治療しておくといいです。
高額医療の保険証も適用できるので、歯の治療は結構かかります。あと、虫歯治療と併用して歯石取りなども医院によっては相談してみてください。私は歯石取りの他にコーヒーや食べ物で汚れた歯のクリーニングもしてもらいました。
・浮腫みが出やすくなる
術後や抗がん剤治療時に漢方の処方してもらってかなり改善されましたが、今でも手術した側の腕は怪我したり虫刺されで浮腫みます。
浮腫み取りのマッサージや漢方は良い!
・怪我の跡がいつまでも残る。
打ち身や怪我の傷跡が残りやすくなりました。
これも市販の薬や皮膚科の治療で改善されます。
・シミが一気に増えるので美白対策も必要!
あと、毛穴が目立ちました。
洗顔やシミに効く医薬品素晴らしい!!
ガン治療前まであまり気にしてなかったのですが、代謝にも関係あるかもしれません。
・体力が落ちるので運動大切!
今現在、若い時の「運動貯金」なる体力と代謝でなんとかなっていたのだと実感します。
適度な運動って大事!
・太る
確実に太りました(泣)
太っていた頃のMAX体重まで来ました。
ホルモンの対処療法しているので、女性ホルモンが絶たれる→太るという。
あくまでも私個人の意見ですが、体調や身体の変化は結構大きいですし、人によってはその体調の変化がストレスを生む要因にもなるので早めの対策は必要って事で。
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